フルロジック電磁式カセットデーターレコーダー CZ-8RL1 | |
X1シリーズの性能面で必ず語られる物、それがこのデーターレコーダーです。 また、このデーターレコーダーは、私がX1を欲しいと思った理由の一つでもあります。 転送速度は、2700ボーと当時のパソコン界においては最高速度(大体標準は、1200ボーとかでした)。 信頼性においても、某機種のように「TAPE READ ERROR」が頻繁に出るなんてことはほとんどありません。 また、X1シリーズのデーターレコーダーは”フルロジック”なので、録音から巻き戻しからイジェクトに至るまで全てX1から制御が出来ます。 (BASICの命令で、イジェクトとか頭出しとかが出来るんですよ!!!) この、「端末から周辺機器をすべて制御可能」というのは、本当に大きいですね。改めてそう思います。 少なくとも私にとっては、夢のような機器でした。 この外付けデーターレコーダーは、X1turboと同時に発売されました。 私は、3万円近い価格設定にも関わらず、何の躊躇もすることなく本体と同時に買いました。 ちなみにこれ、今でもちゃんと正常に動作しますよ。(^^) | |
ゼビウススティック | |
X1/turboユーザーのほとんどが持っていたという、最も普及率が高く、かつ、稼働率も高かったであろう周辺機器。 一応、ゼビウスのおまけについてきたのですが、おまけにしてはあまりにも使いやすく、「電波新聞社、太っ腹!」とよく思っていたものでした。 ただ、一つ難点をあげるとすれば、このジョイスティックってレバーが右にあるんですよね。 (レバーの動作を左側としての設定も一応可能とはなってますが) この仕様、ゲーセンですごく苦労したのをよく覚えています。 もう、高校3年間ずっとこのレバーでプレイしてきた後に、ゲーセンに行ってグラディウスをやり始めた時の苦労といったら・・・。 私が不器用ということもありますが、ゲーセンの左レバーに慣れるのに、3ヶ月間ぐらいかかったように思います。 グラディウスは半年で1周クリアが出来るようになった訳ですが、その半分はジョイスティック問題に悩まされていたという訳です。 私は、これ、本当にずっと使い続けてきました。 X1turboとゼビウススティックのある風景。いや、本当にいいもんです。 | |
FM音源ボード付属のスピーカー | |
X1/turboユーザー待望のFM音源ボードに付属していたスピーカーです。 そうです。まだ、持ってます。それに、ちゃんと音がなります。 ・・・ちょっと音が割れぎみですけど。 今回、このスピーカーを通して、実にひさしぶりにバブルボブル(WITH NEW FM音源ドライバー)を聞きました。 いや、当時と全く同じです。当たり前ですが。これって、ベーマガに載ってたものを打ち込んだものなんですが、 本当にゲーセンの音とそっくりです。いや、そのものと言っても過言ではないほどの秀作なのですが、本当にいいですね。思わずゲームをプレイしたくなりました。 私は花の高校生のくせに、高校3年間で結局ライン入力付きのラジカセを所有できませんでした。 ので、ずっとこのスピーカーを使い続けたわけですが、まぁ私の耳にかかれば実用には十分の品でした。 | |
熱転写プリンタ CZ-8PC2 | |
その他ハードウェア系のご紹介の最後として、熱転写プリンタ”CZ-8PC2”です。 今プリンタというと、一般使用ではインクジェット、仕事使用ではレーザープリンタといった感じでしょうか。 私の家にもインクジェットのプリンタが1台あります。 でも、私は基本的にインクジェットってあまり好きではありません。 プリンタを購入する際は、なんとか熱転写を探したのですが、熱転写って今は全然流行っていないようで、 某アルプス製の高いやつ(しかも、大きな用紙には出力出来ない)しか見当たりませんでした。 基本的に私って、ランニングコストを重視するもんで。 熱転写って、大量リスト出力の場合には、安い熱転写用紙さえ使っていれば万事OKですよね。 その感覚がもう味わえないのか・・・と思うとちょっと残念です。ぜひ、熱転写には復活してもらいたいものです。 写真高画質もいいけど、そんなの印刷する時って年に数回程度。 しかも、専用の用紙を使わないと、やっぱりそれなりの画質になってしまう。 そんなのよりも、私はこの”CZ-8PC2”の方がよっぽど使いでのあるプリンタであると思うし、現にそうでした。 さすがに現在は、X1turboやX68000の稼働率の低下から、ほとんど使わないようになりましたけど。 そういう意味では、やっぱり寂しいですね。本当に。 | |