X1turboグラフィティ(続き・2)




秀作ソフト
 各分野における秀作ソフトで、パッケージが残っているものを集めてみました。

 ゼビウスは、シューティングゲームにおける傑作ですよね。
 ザナドゥは、傑作であることもさながら、X1turboで開発されたということは、あまりにも有名です。 X1turboユーザーとして、ある種の思い入れがあるロールプレイングゲームですね。
 そして、アドベンチャーからはラグランジュL-2です。 このゲームも、不条理な設定がない硬派なゲームとして、一世を風靡しましたね。

 ちなみに、私はこれらのソフトはすべてエンディングを見ています。
 すぐに途中で放り出してしまっていた私にとって、これらのゲームは本当に良質なものであったことが、今更ながら思い知らされた、という感じですね。



X1版ゼビウス特集
 ベーマガには昔、”Super Soft Magagine”という付録がついてきていたのですが、 その付録雑誌の特集に「X1版ゼビウス」の特集がされていたので、紹介してみたいと思います。

 何やら、いろいろと写真入りで説明されてます。 基本的にゼビウスの攻略記事なのですが、その記事がすべて当てはまるよ、とライターの方がおっしゃってます。
 うーん、すごい自信。(^^;)
 でも、わかりますよ、本当に。こんなのみせられた日にゃ。私だって当時、欲しくて欲しくてしょうがない人間だったうちの一人なのですから。

 ところで、左ページに写っているゼビウスですが、これは単なるゼビウスではありません。 頭に”タイニー”の文字がつきます。そう、ずばり「PC-6000シリーズ版 Tinyゼビウス」です! 私は、これもちゃんと持ってましたよ。(^^)  タイニーなる文字がついたゼビウスだったけど、とても面白かったのを覚えています。
 この辺の仕事のよさは、さすが「電波」といった所でしょうか。
(なんか、電波新聞社の回し者みたいだな・・・私 (^^;) でも、分かってもらえますよね、この気持ち。)



ゼビウス広告の比較
 X1版とPC-6000シリーズ版のゼビウスの広告をそれぞれ撮ってみました。

 PC-6000シリーズ版は、さすがに”タイニー”の文字がつくので比較すること自体がナンセンスですが、 そういうのを差し引いても、さすがにX1版の出来の良さが光って見えますね。

 「あー、早くやりてー」
 この広告を見ながら、ずっとこう思ってましたね、わたしゃ。(^^)



スーパーソフトマガジン
 多分、ゲーセン常勤者のバイブルだったんだろうなぁ、と思われる雑誌「Super Soft magagine」です。
 私はこの当時は、ゲーセンにはほぼ全くといっていいほど行かなかったのですが、 それでもベーマガに付録でついてきたこの雑誌は夢中で読んでました。

 ゼビウス全16面完全紹介に始まり、サンダーストーム、パックランドなどの攻略記事などは、 ゲーセンに行かない私でも十分に楽しめるものでした。
 でも、スーパーソフトマガジンといったら・・・そう、あれですよね。 通称「チャレアベ」こと、”チャレンジ・ザ・アドベンチャーゲーム”です。 という訳で、下に続く。



チャレンジ・ザ・アドベンチャーゲーム
 個人的には、日本のパソコンにおけるグラフィックの性能を引き上げることに最も貢献したと思っている、 超人気連載記事。それがこの、「チャレアベ」です。

 確かに、この連載が始まる前にも既に優秀なアドベンチャーが多く出ていました。
 例えば、「ポート・ピア連続殺人事件」とか。
 でも、本当にアドベンチャーゲームがブレイクしたのは、この連載と前後していたと思います。 この記事を読んでいると、アドベンチャーゲームがやりたくてしょうがなくなるんですよね。なぜか。

 私は学校の教室で、みんなとベーマガのこの記事を見たり、テキストアドベンチャー(これも連載されてました)をやったり作ったりしては、 X1に対する想いを募らせていったものでした。


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