2004 アイドラーズ・もてぎ12時間+2分耐久レース


7時50分過ぎ、いよいよローリングラップスタート。ブリーフィングでの指示通りに全車綺麗に隊列を組んで走行した御陰で1周したところで最終コーナーを立ち上がったときに遠くのコントロールラインで日章旗が見えた。スタートに備え、2→3速で車速を乗せてコントロールラインを通過。スタートだ。
結局リヤのブレーキの問題は調整だけでは解決できず、ブレーキを踏むとリヤが大きく左に流れるとおいう少々危険なバランスのままで我慢の走りを強いられる。また耐久向きな20W-60の固いオイルによる重さとエンジンを労るキャブセッティングによる絶対的なパワーの無さから、3速で踏み込んでも5000回転以上回らない。
2週目以降はクルマの癖も大分分かってきて、ペースを上げてみる。ブレーキもアタリが付いてきて、3〜4週目には何とかマトモになってきた。そうこうしている内に同クラスの車輌を数台パス。仮想敵(とこちらで勝手に思っている)108チームゴー○ーも発見、5コーナーの立ち上がりで並んでパス!今日はイけるぞ。序盤だから当たり前だけど水温も油圧も問題無し。ピット前を通過するときにサムズアップ、順調であることを知らせる。
ミニは軽い。しかも非力な1000N車輌。茂木のコースは広いから、実はブレーキングポイントはかなり遅くても大丈夫。早速我々を周回遅れにすべく後ろから迫ってくるFellowsの先頭グループに比べてもコーナーの突っ込みは実はあまり負けていないのでは?

途中、同クラスのミニをオーバーテイクしようと1コーナーでブレーキング競争。とそこに飛び込んでくるFellowsのクルマ。どちらにも逃げられなくなりちょっと強めにブレーキ踏んだらまたリヤが流れてハーフスピンでグラベルに(ゴメンナサイ・・・)。さっき抜いた同クラスの2台のミニにパスされる。内1台は108番だ。とはいえペースは明らかにこちらが上(というかあちらは抑えて走っていた)だったので翌周には再びパス。何だよ、ちゃんとレースできてるじゃん。楽しいよマジでこれ!結局3分10秒台半ば〜後半でそこそこ安定したラップで走ることができた。最後の方にはブレーキもハードブレーキングでもどうにか大丈夫な状態に。

今回の作戦は勝負に出るより、みんなで繋いで楽しんで完走しよう、って事だったので8周を終えてドライバー交代のため最初のピットイン。次のドライバー兼監督のfさんにマシンの状況を伝えて送り出す。

ヘルメットを脱いだところに女性陣から冷たい飲み物と濡れタオルが渡される。凄いよこれ、完璧なサポート体制だよ。本当にありがとう。

まだ朝であること、微妙な薄曇りであることもあって今のところ水温は大丈夫。ブレーキも良くなった。コースの状態も良好。ダクトからの風で暑さ対策もOK。そんなことをドライバーとメカのみんなに伝える。レースやってるんだなぁと実感する瞬間。

で、とりあえず役目を果たしたあとはコレです→

そりゃもうもりもり。完全に食いしんぼキャラですな(笑)。ちなみに手前の物体は炊飯器じゃないからね!

もりもり食べるといえばこの人も(笑)

本日食事のサポートを行ってくれた群馬のミニ屋さん「Pro Staff Garage」さん、朝のトースト、昼のカレー、夜のパスタとどれも完璧な食事でした。本当にありがとうございます。

同じピットには普段部品の買いだしでお世話になっているタートルさん。1スティント目で周回遅れにされる程の速さを発揮しておりましたが何やらトラブルが起きた様で長時間ピットで修理中。
続いてのドライバーはひでやn。京都からはるばる参戦してくれました。いきなり安定して速いペースで走行。

MRBケロさん。流石にコンスタントなラップを刻みます。順調順調。

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