2003 アイドラーズ・もてぎ12時間+1分耐久レース
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日が暮れてきた。各車にライトONの指示が出る。 この夕暮れ〜夜のレースの雰囲気って好きなんです。これぞ耐久って感じで。 |
涼しくなってきて各車ペースも上がる。チームM1も順調にドライバー交代を繰り返す。エンジンも大丈夫だ。どんどん皆のタイムが上がってくる。 それにしても、全車スプリント並みのペースで走る走る。耐久性ももちろんだけど、やっぱり速くないと勝てないのね。 撮影:sunday-fさん |
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大島さんに続き、最終ドライバーは再び藤澤選手。今度こそプロレーサーの本領発揮とばかり、2分50秒台前半で前車を追い上げる。 |
チェッカーフラッグを直前に、クルー全員と応援団がピットウォールに集まる。藤澤選手もそれに応える。あと5分、あと3分・・・ そして20時1分、トップの車両にチェッカーフラッグが振り下ろされる。49号車も続いてチェッカーを受ける。 撮影:sunday-fさん |
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完走。本当に長い12時間だった。コントロールラインを49号車が通過すると、全員が拳を振り上げる。拍手がわき起こる。近くにいた人と握手する。肩を叩き合う。AOKIさんのところへ行く。瞳を潤ませて感極まった、こんな表情のAOKIさんは初めてだ(笑)。そんな軽口叩きながら、そういう自分だってみんな同じ目をしている。 ・・・くそぅ、目に汗入っちまったじゃねぇか(笑) 「お疲れさま!」握手を交わす。 コースに目を向けると、続々と各車がチェッカーを受けている。気が付いたら前を通る全てのクルマに力いっぱい拍手を送っていた。 撮影:sunday-fさん |
マシンがピットに戻ってくる。全員で拍手しながら藤澤選手を迎える。順位なんてどうだっていい、完走できただけでいいじゃないか。何だかこの上なく清々しい気分だ。 | ![]() |
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これがゴール直後のエンジン。ヘッドは滲んだオイルが付着して、ラジエーターの水も減っていてブローバイのホースも真っ黒になって、ウォーターポンプや各部のオイルシールからも色んな液体がポトポトと零れていて。オマケにピストンは溶けてるし。 でもまだまだ回る。走れそうだ。さすがAOKIさんの組んだエンジンだ。返す返すも序盤のオーバーヒートの原因となったコネクタが憎らしくて仕方ないが、あんなトラブルを克服して最後まで回り続けたエンジン、素直に凄いぞ。 |
コースアウトで汚れたボディが生々しい。 最後にチームM1全員で集まって・・・ |
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![]() AOKIさん、こんな楽しくて素晴らしい経験ができるチャンスを与えてくださって本当にありがとうございました。チームの皆さん、応援に来てくれたミニ仲間のみなさん、残念ながら応援には来られなくてもメールで、BBSで暖かい言葉を贈ってくれたミニ仲間のみなさん、本当にありがとうございました。この場を借りてお礼申し上げます。 撮影:sunday-fさん |
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ゼッケン49 チームM1 Lap 155 / Total 11:43'25.052 / Delay 76Laps / Best Lap 2'51.391 順位:57位(出走68台中) |
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チームM1(敬称略) 総監督:千代田健一 ドライバー:三上和美 藤澤哲也 大島一重 松井知彦 海老原洋 重国裕之 小西輝佳 三浦則秋 高橋昇司 安藤岳志 上松淳一 車両製作/メカニック:青木正已/高橋昇司(カーセールアオキ) スポンサー/協力: カーコンビニ倶楽部 カッチャオ オートリファイン ワコーズ エンドレス タイヤショップみさと TK ROOM 他 そして応援してくれたミニ仲間の皆様! |