日記 index

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２月１日（木）曇りのち雨

▼モーニング娘。「レバニラ炒め」 　アルバム「3rd―ＬＯＶＥパラダイス」の中核部分にある、森本レオの語りによるシュール朗読。 ▼話は昨日にさかのぼる。 　客先へバグ対応版を納品した後で、同僚の人と、最寄り駅の近辺に位置する定食屋に入った。 　ラーメンや定食や、酒の肴を書いたメニューが、さまざま、紙の札で所狭しと貼られている。 　少し遅めの昼食を取った。僕は「ニラレバ炒め」を頼んだ――ここで件のモー娘の曲（森本レオ朗読）を、思い出した。 「「レバニラ炒め」、って、まちがいですよね。あそこに（と、メニューの貼り紙を指さして）「ニラ玉」ってあるけど「玉ニラ」って言わないじゃないですか」 「まあ、「ライスカレー」ってのもあるから、どっちが先でもいいんじゃない？」 「ひょっとして、「ニラレバ」と言うと、ニラが先に来るから、ニラの量が多くて、「レバニラ」と言うと、レバーの方がたっぷり盛り付けられてくるのか――」 とまあ、その時の会話を再録してみると、なんで俺はこうまでして「レバニラ」という言い回しに執着しているんだろう、てな状況でした。 　その間、食事を待っているのが苦痛ではなかった。ついでに言うと、「レバニラ炒め」も、相手の同僚の方が頼んだマーボー定食も、ボリュームがあって、先に述べた、レバーが多いのかニラが多いのかを確かめることなく、卓では別の話題に移っていた。 ▼定時に会社を出て銀座へ。(16)　レバニラは食べないけど餃子はたくさん食べました。 ２月２日（金）曇り ▼ＪＣＢから「ＭｙＪＣＢ」というネット総合サービスの案内が来た。その封筒は、 「明細書は月に一回だけどネットがあるじゃん。 　見栄はってつい「一回」って言ったけどほんとはリボ払いにしたかったんだよなあ。」 　こうやって活字にするとおもしろくもなんともない文面だが、実はこれ、相田みつををパクってあの毛筆体で描かれている。 　この「なあ。」と抑揚体にするとみつをになるのですか。それじゃ俺の日記なんかすべてみつをになってしまうんじゃないかなあ。 ▼日比谷シャンテで「ベニスで恋して」観る。感想はこちら。終わった後で銀座へ。(17) ２月３日（土）晴れ ▼催し物の会場などで、アンケート用紙を手渡されることが多い。 　このアンケートというやつ、たいていが、「相手側が回答を期待している設問」が選択形式でいくつかならんで、最後の方に「その他に何かご意見ご感想などありましたらお書きください」という構成になっている。 　相手が想定した選択肢におさまりきらない「その他の事例」であるケースだってあれば、複数回答あるのに、設問で「複数回答可」となっていないことが多い。 　アンケートを男と女の攻防にたとえてみれば、質問者は「想定したパターン以外を考えていなくて、いざとなったら焦りまくる男」で回答者は「相手の望んだように振る舞うことなどまったく考えていない八方美人女」か。 　そして、「その他に何かご意見ご感想などありましたらお書きください」という設問は、やはり男と女にたとえてみれば、男の投げやりな言い回しに、うれしい誤算をたくさん含んだ女の「真実に近い言葉」ではないでしょうかね。アンケートの集計なんぞはやったことがないのでわかりませんが。（そういう企画でもこのサイトでやろうか、と思ったけどテーマを決めなきゃいかんし、集計するのが結局俺ひとりってことでやめました） ２月４日（日）晴れ ▼「自分ひとりでできる　２台以上のウィンドウズのつなぎ方」（傍嶋恵子／明日香出版社）／「＜私＞という演算」（保坂和志／新書館）／「アウトブリード」（保坂和志／朝日新聞社）／「言語が生まれるとき・死ぬとき」（町田健／大修館書店） 　夜から銀座へ。(18) ２月５日（月）晴れ ▼またしても昨日のことを日記に書く。（それにしても、「昨日」のことを「本日」に書くという行為を「日記」と呼んでいいんだろうか） 　丸の内線に電車に乗っていた。日曜の夜なので、座っている乗客はまばら。 　中吊り広告に今月号の「日経エンタテインメント！」の広告がある。今月号の表紙は米倉涼子。さっき茗荷谷駅から乗車してきた学生らしい男ふたり組。その広告を見上げて何かしゃべっている。しーんとした車輌内なので、車輪の音が響いても、このふたりの会話もよく聞こえてくる。 　まあ若い男子のことゆえ、米倉涼子がどうとかさっきから目分量で検分しているらしい。「スタイル」という言葉がさかんに出てくる。はっきり聞こえた言葉で「まあ見た目じゃスタイルわかんないからな」そりゃ、脱がしてみろってことですか。 ▼さっき買ってきた今週の週刊プレイボーイ（うちの近所のセブンイレブンには月曜の深夜１時ぐらいに入荷される）の巻頭グラビアに出ていた小池栄子（この人、昔の知り合いに顔が似ているので好みです）のプロフィールを見たら、身長166センチですって。この人の場合の紹介はたいていバスト91センチということばかり取り沙汰されているが、166センチなら体格からして大きめのはず。（ヒールなんか履いたら俺より高くなるんじゃないかなあ＞168センチ） 　以前に「グラビアに巨乳の女っていっぱい増えたけど、あんな女子が学校時代にいたことなんてなかったなあ」という愚痴（愚痴って言うのか、これ）を耳にしたことがあった。 　昨日の若い男子の会話を聞いて、「雑誌などでよく見えるスタイル」というのが、実際の本人を見たところでずいぶん変わってくるのでは、という気がしている。バストつったってトップとアンダーの平均で見かけはかなりちがってくるだろう。 ▼今年になって、銀座以外のおねえさま、つまり仕事で出会う人や仕事以外で出会う人にその手の話をして「スタイルを磨くために何か努力をしているか」という質問をすると「忙しくてそんなことに手間暇もお金もかけられない」という回答が圧倒的（といってもサンプル数が多いわけじゃないですが）だった。きちっと仕事をすればスタイルはよくなるってことだろうか。 　ところで、大型ＰＣ専門店に行くと、なぜコンパニオンはミスニカなんでしょうか。ひょっとして購買層の欲望を見透かされている？ ▼定時で出て会社の人と飲み。それが午後９時まででそれから銀座へ。(19) ２月６日（火）晴れ ▼話は昨日のことにさかのぼる……ってまたこの書き出しか。……実際に書こうと思ったはいいが、会社の特定の人のことで、ネタにしていいものか微妙なところがあるので削除。 ▼AJICO「深緑」 　包装紙みたいな紙でできた歌詞カード。すぐ破けそう。 　しょっぱなからタイトルソング「深緑」はベンジーの作詞。UAが過去に「おまえ」「僕」なんて単語で歌ったことがあったのか、UAの全ソロを聴いたわけではない僕にはわかりませんが、この曲の歌詞を見てるだけでベンジーの声が聞こえてきそうなんだわ。でも歌っているのはUA。（ベンジーのヴォーカル曲もあるけど） 　このアルバムを通すと、そうした奇妙なブレンド感が楽しめる。単に「一緒にやってみました」を越えている。欲を言えばフロントのふたりだけでなく、バンドの４人全員で作った曲、なんてのがあったらもっとおもしろかったかも。 ２月７日（水）雨、夜になって雪 ▼HomePageが「ほめぱげ」なら「エンコ−ド／デコード(encode/decode)」は「えんこで／でこで」か。 ▼新宿、行ってきました。（私信）　夜になったらみぞれが雪に変わっていった。そのせいなのかどうかわからないが、埼京線と東武東上線が事故ってた。 ２月８日（木）曇り ▼こないだ設置した自作マシンでまたトラブル。バッチファイルの動作中、いきなりディスプレイが「本体から電源が供給されていません」と告知。電源スイッチを何度押しても反応なし。電源コネクタが正常に動くか他のマシンに付け替えてみたり、HDDを取り外して自分のマシンとこのセカンダリにつないでみたり……残るはマザーボードか……。 　自作マシン愚痴日記になってきた。 ２月９日（金）晴れ ▼このごろ朝の４時や５時に目が覚める。そんな時間に起きたってしかたがないので、また寝直す。すると今度は朝７時に目覚ましで、深い眠りの中を無理矢理起こされ……。 ▼新宿行った。(2)　そのまま銀座へ。(20) ▼「好みのタイプの芸能人の女の子は？」という質問に、あいかわらず「田中麗奈！」と即答しているが、どうも相手の反応を見ると、にやついた顔になっている。 　つまりは「あ、なっちゃん好きなのね。なっちゃんみたいに清楚な女の子が好きなのね。要するにいまどきのギャルじゃなくて幻想の女の子ばっかり追っかけているわけね」って理屈になるらしい。 　ちがう、ちがうぞ。ここにも書いたが、今の田中麗奈だってまったくＯＫなんだぞ。ちくしょう、それというのも「なっちゃんしか認めない」などとネットで吹聴しているやつらのせいだ。（逆ギレ、逆恨み） ２月10日（土）晴れ ▼新宿行って(3)、その後銀座に行って(21)、東上線の途中からタクシー帰りになったが、そのまま成増でも始発までいた。 　誰かを想ってる暇もないくらい遊んでいるような。 ▼新曲を、購入したりテレビやラジオで聴く前に、カラオケで他人が歌ったもので初めて触れるってことないですか？　私は過去にミスチルの「Tomorrow Never Knows」を他人の下手な声で聴かされて知りました。発売当時だったので歌っている当人も節回しをよく覚えていなかった。 　んで今日はジュディマリの最新作、というよりラストのシングル曲を他人の声で聴かされました。途中のキーが高くてつらそうでした。 　ついでに、ジュディマリが解散してもヒスブルの分は悪そうでした。「あっちが解散すればいい」などと言われてました。椎名林檎好きはヤイコも買ったり歌ったりしているのにねえ。 日記 index Ｎｉｇｈｔ＆Ｄａｙ index