--- すべてのカナコファンに捧ぐ ---
▽ 暗黒より届いた一通のメール 〜ある男と女のメールの語らい〜 その4 :雑文7 を一部改訂 (2000/08/20)
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私はカナちゃんに対し、あるひとつの条件をのませることにした。その条件さえ飲めば、昼食会を催してやろうと、そうメールすることにした。その唯一の条件とは!
「友達は連れてこない」
である。弱い!!弱すぎる!!!弱すぎるぞ、私よ。もっとすごいことをなぜ要求しないのだ、カナちゃんが「堪忍して下さい〜」とかいうくらいのものすごいことを!
おそらく私は本能的になにかを恐れているのだろう。カナちゃんが切れると(特に理不尽にブチキレすると)どうなるのかを知っているがために、反射的にへーこらしてしまうのではないだろうか。所詮はパブロフの犬である。こうなってはカナちゃんの飼い犬と言われても仕方ないところもある。カナコ的に言えば、ゴンタと同列であると言える。
もはや私は抵抗する手段を失った。だがしかし、最低限のラインをひいたおかげである程度出費を抑えたこともまた事実である。友達を連れてくるな、などと至極当たり前のことを条件にせねばならないほど世の中はおかしくなっているのかと思うと少し将来の日本を危惧せざるを得ないが、十中八九おかしいのはカナちゃんだけだと思うので、それほど大げさな問題でもないだろう。
かくして私はまたもカナコに敗北を喫した。あらゆる抵抗をしたつもりだったがカナちゃんの手の平でもてあそばれただけであった。叶うならば、せめて人間同士、日本人同士、日本語のやりとりくらいはしたかった。なにしろカナちゃんには日本語が通じない。カナちゃんにはカナちゃんが望む回答しか聞こえないのである。
そういえば、今回さかぼうの名前が一度も出てこなかったが、ヤツはこの話を聞いていないのだろうか。非常に不安である。友達は連れてくるな、とは言ったが、さかぼうを連れてくるなとは言わなかった。当日になってさかぼうまで来やがったら、一発ボディブローでもお見舞いして帰らせようか。
最後にカナちゃんから届いたメールの一部を紹介して筆を置く。なお、引用符が2重になっている部分は私が出したメールの引用部である。
>>うーん。わかりました。なんとか火曜日に行けるようにしてみます。
>
>わーい。ありがとう。じゃ、火曜日のお昼ね。
>
>>でも友達連れてくるのはナシにして下さい。
>
>お店はいつもどおり私の方で予約しておきます。
>そこまでやらせたら悪いもんね。
>あー、たのしみだなぁ(^^
<< おわり >>
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