---　すべてのカナコファンに捧ぐ　---

▽ 誘ってンのか、誘ってないのか　：雑文７ act.37 を一部改訂 (2000/08/23)

　ここに出てくる女の子ですが、文中では一言もカナちゃんだとは言っておりません。でも、まぁ、言動見てりゃわかりますね。カナコ節炸裂しまくりです。

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　ある日の会話。

　「ねー。来週の日曜日空いてない？
　「日曜ですか？んーと、特に予定はないですけど。
　「今朝の広告にさぁ、来週の日曜日にデパートでドラゴンズのマスコットキャラクタと撮影ができる！！ってイベントが載ってたんだけどさぁ。
　「へー。そうなんですかぁ。
　「それでね、彼氏に一緒に行ってもらおうと思ったら、その日用事あるっていわれちゃったのよ。
　「はぁ。なるほど。
　「てし君、ドラゴンズファンでしょ？
　「え、ええ。まぁ。
　「もしそういうイベントがあって、てし君の彼女が連れていってって言ったらどーする？
　「んー。ドラゴンズのマスコットって青いコアラ？それともあのわけのわかんない妙な形の生き物？？
　「両方。
　「ふーん。普通そういうぬいぐるみと写真撮影なんてイベントは、小学生以下を対象にしてるんじゃないですか？俺だったら行かないですよ。つーか、彼女だってそんなの望みませんよ。ふつーは。

　「だから”もしも”って言ってるじゃない！！（キレ気味）

　「はいはいはいはい。行かないですよ。俺なら。
　「それって、愛が足りないんじゃないの？
　「大きなお世話ですよ。だいたいそんな子供じみたこと言うようなヒトいないですよ。２８や２９になって。
　「でもアタシは行きたいの。
　「あーそーですか。じゃ、行けばいいじゃないですか。ひとりで。

　「ひとりでなんて恥ずかしくて行けるわけないでしょ！！（１人ギレ）

　「なんなんですか。いったい。俺にどーしろって言うんですか？
　「暇だったら、一緒に行かない？彼氏に断られちゃったから。
　「嫌です。

　「そんなにアタシと出かけるの嫌なワケ！？（逆ギレモード突入）

　「いや、そーゆーわけじゃなくて、ドアラ（青いコアラのマスコットキャラ）如きのために１日費やすのは嫌ってことですよぉ。
　「他に行くヒトがいないからしょーがないじゃないの。いいでしょ。
　「てゆーか、デートの誘いだったらもっとストレートに言わなきゃダメですよぅ。そりゃ”他に誰も行くヒトがいないから”なんつったら誰だって断りますよぅ。

　「だってそうなんだもん！！！！（得意のチョー理不尽ギレ）

　「あー。そうですか。じゃもう勝手にしてください。

　「女の子がこんなに頼んでるのに、そんなこと言うなんてサイテー！！（こうなったら、もう止まりません）

　「”てし君といっしょに行きたいから連れていって。”ってかわいく言ってくれれば連れていかないこともないですよ。
　「嫌。
　「じゃ、交渉決裂ー。

　ひさびさの圧勝！！！俺って意地悪ですか？

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