--- すべてのカナコファンに捧ぐ ---
▽ 理想と現実:(2001/01/09)
カナちゃんが言うには男の子は「俺についてこい」派じゃなきゃだめなんだそうな。
「やっぱり男は強くなきゃダメよね。俺についてこーい!みたいな。」
「ふーん。そんなもんですかね。」
「そりゃそうよ。男っぽくなくっちゃ。」
「ほうれん草食べたときのポパイとか?」
「…。なんか違う気がするけど、概ねそう。あーでももっとこう体の大きなひとがいいかな。」
「はぁ。じゃブルート?」
「それ悪役じゃん。」
「いいじゃないですかぁ、悪役でも。よく考えたら悪役だって結構強いひとそろってますよ。」
「でも嫌。」
「バッファローマンみたいに最初は悪魔超人でも、すぐ友情パワーに騙されて善玉になるヤツだっているし。」
「誰よ、それ。」
「……。説明長くなるからパス。でもそういうことはカナコさんが女らしいところを見せてこそ初めて通用する話ですよ。」
「女らしい!!アタシが女らしくないってゆうの?だいたい”女らしい”ってナニよ。」(?キレはじめた?)
「え。だって男は強くなきゃって言うから。」
「間違ってないでしょ。」
「んー。じゃどうして強くなきゃダメなんですか?」
「何いってんのぉ!強い方が男らしくて格好いいじゃないの。」
「お・と・こ・ら・し・い、って何ですか?」
「そ、そりゃあ……女の子を守ってくれたりとかぁ…」
「昼ご飯をおごってくれたりとかぁ???」
「それは関係ない。」
「じゃ女の子を守って、俺についてこーいってんならいいんですかぁ?」
「なんかやらしい言い方だけどだいたい正解。」
「じゃあほうれん草食べてないときのポパイは?」
「どうしてポパイにこだわるの!?」
「いやなんとなく。」
「ポパイはほうれん草なかったらただのひとでしょ。」
「(ほうれん草あってもヒトにはかわりないけど)じゃダメですか?」
「ダメ。」
「じゃキンキの剛くんは?」
「剛くんはいいに決まってるじゃない。」
「特別男らしそうにも見えないですけど…。」
「男らしさだけじゃないもの。剛の場合は、そういう次元を超えたかっこよさだもの。」
「ほう!!そりゃまた興味深い。じゃ小学生にも片手でのされる劇弱な剛くんとどんな我が侭も聞いてくれて、頼りがいのあるいかしたタフガイな江頭だったらどっちがいい?」
「剛くん。」
「ってことはアレですね。簡単に言うと、男らしさなんかよりも”ルックス”が完全に優先されるって事ですね。」
「そんなことない。」
「なんか言ってること無茶苦茶じゃないですか?」
「てゆうか頼れる剛がいちばん良い。」
「あーそうですか。じゃカナコさんも奥ゆかしくてかわいくて、抱きしめたくなるような松嶋奈々子になって下さいね。」
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