---　すべての美砂ファンに捧ぐ　---

▽ 出会い系サイトより。：(2001/05/22)

　アルバイトの美砂ちゃんが最近出会い系サイトで知り合った男と会ってみたんだそうな。

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「ねーねー、てしさん。アタシ昨日出会い系サイトで知り合った人と会ってきたよ。」
「へー。どんなヤツだった？」
「デンパ系！！」（←ちょっと怒ってる）
「……。デンパ……。」
「なんかねー、長髪のめがねのひとだった〜。」
「イイオトコ？」
「………。（無言で首をふる）なんかね、パソコンオタクってカンジのひとだった。やたらパソコンのこと詳しくて、アタシ何言ってるのかわかんなかったもん。絶対電波だって。」
「ま。そんなもんでしょ。」
「てしさんと気があいそうだった。」
「デンパと俺がか……。で、レベル的にはどんなカンジ？阿部くん（職場の後輩）くらい？」
「ううん。てしさんくらい。てしさんいっしょに連れていけばよかった。あんな人と一日付き合うなんて苦痛だったもん。」
「ソレなら俺と遊んでた方がマシだって？」
「てゆうかてしさんあの人と気があいそうだから、身代わりで置いて来るの。そんでアタシは帰る。ナイスアイデアでしょ？」
「（殺！！）」

　つーかなんで俺がオマエの身代わりをせにゃならんのだ。でもそんな休日を過ごした美砂に乾杯。きっとかなりの期待をよせていたにちがいないのに、くすくす。

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