▽ 雑 文 

#004 車のはなし。 1998/9/28(2001/8/13改訂)

 我が輩は日本車が好きだ。ちっこい日本車が特に好きだ。かなり好きだ。このせまっくるしい日本の交通事情を考えるとアメ車ほど邪魔で無駄な車はないとさえ思う。そもそも外国産のくるま自体があんまりすきではないが特にアメ車は嫌いだ。
 燃費は悪いし、走るところもないし、邪魔だし、数え上げればきりがないくらい理由はあるがまあいいだろう。
 日本車の高性能さをみれば一目瞭然だが他国車にないお買い得な車こそ日本車であると思う。ぽるぽるとかベンツ君とかBM君とか確かにいい車だ。だが、そこまで金だしゃーそりゃいい車だよ。ってかんじだ。はっきり言って安くて高性能なくるまほど技術力の差がでるものはないと思う。我が輩は別に走り屋ではないがそれ系の車に乗っている。トヨタが誇るミッドシップスポーツMR2だ。こいつももう販売中止になりそうだが、とてもよい車だ。2人しか乗れないのと荷物があんまりのせれないのは大きな欠点だが、それを補ってあまりある楽しさ。うむ。筆舌に尽くしがたい。
 しかし、そうは言ったモノのそもそもくるまなんてものは個人の感性に合ったものを選べばいいのだからアメ車だろうが日本車だろうがドイツ車だろうがなんでもいいのだ。たまたま我が輩はアメ車が嫌いだが、アメ車が好きな人がいても別にかまわない。好きにすればいいと思う。メルセデスだろうが、フェラーリだろうが、各々好きなように乗ればよいと思う。
 ただどーしても納得いかないのは「くるまなんて走ればいい。」と主張するやつらのことだ。走ればいいのであればランダムに決定されてもいいということだ。カローラだろうが、シビックだろうがローレルだろうがなんでもいいということだ。それこそ軽トラックだって別にかまわないはずだ。むしろ「走る」という条件さえあればいいのならば燃費はよく、経済的な車であったほうがよいはずだ。それなのになぜ軽じゃないんだ!軽自動車でじゅうぶんだ!あえて金がかかる普通車をえらぶ必要なんてないはずだ!!
 たとえば金はかかってもちょっと高級車でゆったり乗りたいとか、燃費はわるいけどスタイルが好きだとか、2人しか乗れないけどあのフィーリングは他の車では出せない。とかそういう自己満足に浸れる部分がないのなら本当にどんな車だっていいのなら、イチバン安い車にのっておけば問題ないじゃないか。
 だが「くるまなんて走ればいい」と主張するやつらは我が輩のように見た目扱いズラそうな、しかもなんの役にもたたなそうなMR2みたいな車に乗っているひとに向かって「なんでそんな車にしたの?」と言う。そういうおまえこそなんでそれにしたのさ?と我が輩は聞きたい。まったく謎な連中だ。結局自己満足でしかないんだから徹底的にひたってもいいじゃないか。どんな車にのろうと大きなお世話だ。
ホント言うときみんちのスターレットコレットだってこだわりがあるんだろう!!

 と、いうわけで若干話がそれたような気がしないでもないが、我が輩は日本車が好きだ。かなり好きだ。ついでに言っておくと、さんざんぶーたれたが別にアメ車に乗っててもいいと思う。でも俺は絶対乗らないけどね。じっちゃんの名にかけて!

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