#018 麻雀。 1999/6/8(2001/8/18改訂)
麻雀歴13年の俺がかつて遭遇した最も悲惨なはなし。
ようやく4人集まった。さあはじめるぞー!!
そして東1局。親のT君が1打目を打ちながらルールの確認をしています。
「いつもどおりなー。アリアリだよーん。」
「役満祝儀どうする?」
と、トイメンのK君。
「そうだねぇ。うーん。」
と、俺が答えます。
そんなことをはなしながら6巡目。
「2000円(点5だったので+40)オールにしようか?」
K君がそう言いながら6打目をすてました。
と、その時です。親のT君から
「ロン。」
というかけ声がかかりました。どうやらスキをつかれたようです。順目もはやいし、まぁ仕方ないカナ。なんて思っていたK君でしたが開けられた手を見てびっくり。
「四暗刻単騎(すーあんこーたんきー。)!!」
時間にしてわずか5分。俺たちルールでは四暗刻単騎はダブル役満扱いですのでK君は開局してわずか5分で48000の倍の96000点。ぶっとび料が10000点。ウマは1-3だったので、さらに30000点。今言ったばかりの役満ご祝儀40000点が採用。
四暗刻単騎待ち W役満 親 48000 × 2 −96000 点
ぶっ飛び罰符 −10000 点
ウマ1−3 ラス −30000 点
役満御祝儀 −40000 × 2 −80000 点
計 −216,000 点
というわけでK君は何気なく切ったその牌ひとつのために合計、216000点を失いました。割れ目ルールなし。ヤキトリもなし。ドラも普通。なのに5分で216000点が吹き飛んだのです。25000点持ち30000返しなので、その時帳面につけられたのは「−191」
W役満は、何度もみたことありますけど「さ。やろっか。」って言って、5分後に炸裂したのは後にも先にもそれ一回キリです。
すごいかわいそうでした。ちなみにT君は7順で国士13面ツモあがって、次局四暗刻積もった強者です。