▽ 雑 文 

#025 眼鏡。 1999/8/24(2001/9/11 改訂)

 ついに眼鏡をつけることになった。今まで、どんなに目が悪くなってもそんな道具にはたよらんわい。と、かたくなに拒み続けた眼鏡。裸眼野郎にとっては、眼鏡というのは果てしなく邪魔なモノに感じる。しかし、同時になんとなく憧れるものでもある。よく学校に松葉杖をついて通ってる友達がいると、休み時間によってたかってその松葉杖を借りて遊んだが、あれと似たようなモノを感じる。目が悪い友達にちょっとだけ借りてつけた眼鏡。眼鏡をとった友達の見慣れない顔も爆笑を誘ったが、いつもは裸眼な自分が眼鏡をつけたそのまぬけヅラはもっと笑えた。多少知的に見えなくもないが、誰もそれを肯定しようとしないものなのだ。

 最近、夜、車を走らせていると非常に周りが見にくい。実際ここ数年で視力はウナギ下がりでどんどん悪くなっていたし、遠くから友達に手を振られてもそれがいったい誰なのかわからないので振りかえすのもイマイチ勇気がいる行為だった。特に女の子が手を振っていると、万が一「やーね。あんたに手を振ったんじゃないわよ。」と、どこかの娘に思われるのもしゃくなのでなるべく、手は振りかえさないでおいたが、もうこんな生活は嫌になった。もしかしたら、知らない女の子がこっちに手を振ってくれているのかもしれないじゃないか!!そうだ。きっとそうに違いない。確認しよう!見たい!そうだ。そうしよう、そうしよう!

そして、いっそのことあのいまいましい眼鏡を買って多少知的な顔に見えなくもない顔にしてやろうか。と思い立ったのだ。

 

 注:それにしても初めて眼鏡買ったんですけど、なかすごいですね。てっきり例の『C』みたいな形の絵を見せられてどこが切れてますか?って、聞かれてみぎー。とかひだりーとか言うのかと思ってタンですけどなんだか、もっとコンピュータラブルで機械チックでしたね。びっくり仰天。

 さて、家を飛び出し向かうは眼鏡屋さん。やさしいお姉さまの指示に従ってフレームを選ぶ。そして、レンズを微妙に調整してできた見本を装着。見るモノすべてがくっきりはっきり。これぞ眼鏡としかいいようがなく、こんな世界もあったのか。と驚嘆した。そういえば、何年も前は何もつけずにこれくらいは見えたのか。とへんにうなづいてみたが、それにしても本当に世界が変わった。今まで眼鏡を拒んでいたのがあほらしくなり、もっとはやくこうすればよかった。と今になって思った。

 実は、平成11年7月に自動車運転免許証の更新があったが、この時の視力検査が非常に危うかった。て、ゆうかむしろ何故合格したのか非常に疑問だ。眼鏡をつくるときに計ってもらった結果視力は両目で0.5だった。免許更新に必要な視力は0.7だから、とうてい合格するわけが数値なわけだ。ううむ、やっぱり謎だ。あの視力検査いい加減なんだろうか?
 実を言うと免許更新時、例の機械での視力検査では思いっきりひっかかってしまい、別室に連れて行かれて精密検査というのを行った。一般のひとたちは機械の検査だけですむのだが、ワタシだけ列を離れて別室行き。でも、より詳しい検査をやるのかと思いきや、なんのこたぁない、機械使わずに壁に貼ってある『C』を見てみぎだのひだりだの言うだけだった。それでなんとか合格したが、やっぱりあれ、いい加減やねぇ。なんて思った。

 ところで、その昔、視力の偏っていたワタシは一時期右目が1.0で左目が0.3という時があった。手で右目を隠すととたんにあたりがぼやけ出すというわけのわからない状態。車を運転している最中に右目がかゆかったりして、思わず目をこするといっきに世界がかわって、アブナイのなんのって、今にしてみればよくそんなんで運転していたなぁ。とあらためて反省をした。

 目が悪いとはいえ、ワタシのやつはそんなに言うほどでもないようで、眼鏡屋のお姉さま曰く、これからもっと悪くなっていく、のだそうだ。なるべく普段は眼鏡はかけず運転中だけにするつもりだが、やっぱり眼鏡は必要ない方がいいに決まっている。これ以上悪くならないように心がけながら、横になってマンガを読んだりしたいと思う。

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