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真夜中の脳みそ

詩集「半熟卵」(Update:2001. 9.16.)

コラム「午前3時の天気予報」(Update:2004. 8.21.)

AIBO日記(Update:2003.11. 3.)

アルバム(Update:2003.1.31.)

「紺野」とは?(Update:2004. 8.21.)

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1998. 8.21.〜8.22. 富士山登山


 久しぶりに富士山に登って御来光が拝みたい、と思い立ち、1998年 8月21日(金)の夜から 8月22日(土)にかけてお気楽な登山をしてきました。 8月21日の午後8時半くらいに自宅をたち、中央高速道路を大月ジャンクションを経て河口湖インターチェンジへ、そして東富士五湖道路を進み、須走インターチェンジへ富士あざみライン(山道)を登って午後11時に富士山5合目須走口に到着。

 午後11時15分から登りはじめ、6合目を過ぎると雲が眼下となり、頭上は満天の星。ときどき星空を流星が横切った。雲の中で雷が発生していたらしく、閃光が走る。日付かわって 8月22日午前3時くらいから登るペースが落ちはじめ、薄明が始まる午前4時くらいに8合目まできて体力がなくなってきてしまった(日ごろの運動不足を痛感)。山頂での御来光をあきらめ、8.5合目で朝日を拝むこととする。

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 美しい夜明け。雲の隙間から眩しい光が輝く。神ともいうべき彼、太陽を拝みたくなる瞬間だ。

 この瞬間のために夜通し山を登ってきた。

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 感動を味わっているわりにはいつも通りの紺野。なにやってんだか。

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 朝日を浴びる雲海。

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 8月22日(土)午前7時半頃やっと頂上到着。つい嬉しくて山頂を記す碑に抱きつく紺野。

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 山頂の山小屋を俯瞰する。この日、休日ということもあって大勢の人たちがこの山頂を目指していた。

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 山頂は温帯気候の植生限界約3,000メートルをこえているはずなのに、岩に生える苔を発見。水蒸気を含んだ雲から水分を取っているのだろうか。

 自然発生なのか、人間がもたらしたものなのか。蝿やトンボ、蝶も山頂にいたし、カラスまでいた。立派な生態系が出来上がっていた。

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 夏の間だけ山頂にはNTTの分室が置かれ、ごく普通のテレフォンカード専用公衆電話が設置される。一番左の電話機は受話器が2つついていて、こちらからは二人同時に話すことができる。

 ちなみに夏の間だけ郵便局も開設される(消印は「富士山頂」)が、もう8月18日に閉めてしまっていた。残念。

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 富士山測候所の勇姿。この富士山測候所があるところが日本最高高度地点の海抜3,776メートル。

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 8月22日午前9時の観測データ。風速4.6メートルというのは富士山山頂にしては穏やかな風。

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 下山道から山頂を臨む。ただひたすら下山道を進む。これがまた退屈であり苦痛。この下山道さえなければ、感動で終わることができるのに、と思う。しかし、下山道がなければ降りてくることができない。う〜む。

今回の失敗

  • 登っているうちに溶けるだろうと思って、凍らせておいたスポーツドリンクが結局下山道途中まで溶けなかった。登山途中の水分補給にはシャーベット状のもの、氷をがりがりとかじる結果となった。ひどく寒かった。

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