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真夜中の脳みそ

詩集「半熟卵」(Update:2001. 9.16.)

コラム「午前3時の天気予報」(Update:2004. 8.21.)

AIBO日記(Update:2003.11. 3.)

アルバム(Update:2003.1.31.)

「紺野」とは?(Update:2004. 8.21.)

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1985年以前の詩


ひとりだけ

 夕方遅く
 家に帰ると
 ひとりだけ
 どんなことをしても ひとりだけ
 つまんないんだよね ひとりだけ
 「遊ぼう」と言っても ひとりだけ

 ひとりだけの世界
 ひとりだけの家
 ひとりだけの灯かり
 ひとりだけの生命(1.)
 ひとりだけの火

 なにもかもひとりだけ
 ひとりだけ

 

  1. 生命.....いのち

解説

 この詩は20年近く前(1980年)、小学校5年のときに国語の時間に書いたものである。当時私はかぎっ子で、小学校が終わって家に帰ってひとりだけで過ごす時間が多かった。今から考えるとあまりにもさみしすぎて涙が出てきそうなくらいだが、当時先生から誉められることがあまりなかった自分は、これがもとで初めて認められたような気がした。青く、あまりにも子供じみた、そして悲しい詩であるが、これが自分の原点である。


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