最近は大不況のためか、テレビのニュースや新聞で、実力社会といった記事が見られます。 また、就職情報誌等では、 「我が社は完全実力主義のため、年齢に関係なく、高収入望めます。」 といったうたい文句が一杯です。 私も若い頃は、 「実力主義かー、年齢に関係なく頑張れば、高収入を期待できるのだなー。よし、やるぞ!」 などといきこんでいましたが、この「実力主義」なかなかのくせもので、良い様に思う反面、悪い面もかなりあります。 今回はこの実力主義に的を絞ったお話です。
どちらかと言えば職人的要素が強いマルチメディア業界では、典型的な実力主義です。
ここで使える人間と使えない人間で差が出てくるのは、お給料です。
ここで、
されに辛辣な言い方をすれば、ほとんどの人が駄目社員で一部の社員だけが、優秀としてみとめられてしまう訳です。(2極化時代の到来ですね。)
この制度、アメリカの様に他民族国家で、小さいころから競争社会で育ってきた、ドライな社会では、受け入れられるのでしょうけれど、日本の様に将軍様がいて、そこで守ってもらって過していた、ウェットな社会ではかなり抵抗がありますね。 |
好む、好まざるに関わらず、マルチメディア業界は実力主義です。 当然のごとく私の査定があります。
もう、読者の皆さんはお分かりでしょう。
私の事は当然のことなので、それほどがっかりしませんが、かなり良くやっている、仲の良い先輩の査定が悪い事には、納得できませんでした。
仲の良い先輩の他にも、今回の査定で、評価が下がった人がかなりいたらしく、この査定が終わってから、先輩社員の方々の帰宅時間が大幅に遅くなって(もしくは徹夜)、休日出勤も多くなりました。
クリエイターの赤ちゃんが
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