町中の道路にも、木の葉の絨毯が、彩ります。 季節は秋。 私の会社も、大きなプロジェクトが峠を越えたため、ようやく一息つけるようになりました。 夏は忙しかったですね。
さて、夜の9時ごろに、私が一息ついている中、前方2時の方向に、殺気を感じます。
みごと捕虜になってしまった私。
また、席替えです。 |
やはり、同僚がいなくなるということは、悲しいですね。 特に、同じ物を一緒に作る仲間がいなくなると、なおさらですね。 その子が去ってから、しばらく忙しい日々が過ぎ去ります。
またまた、背後に殺気を感じます。
開口一番、
「今度一人辞めることになったから、馬場さんこれもやってよ。」
またまた、席替えです。 |
嫌なムードが、会社を包み始めます。 一緒に働く者として、次々と仲間が解雇されるのをみるのは忍びないです。 「明日は、我が身かな。」 と思い始めたのも、ちょうどこの頃からです。
そういった、ムードの中で、またまたまた一人会社を辞める人がでました。
でも、この動きは、ほんの序章に過ぎなかったのです。 |