私が入校したマルチメディアスクールは、3DCGをメインに教える学校だったため、就職先の矛先を主に、デザイン関係に向けていました。 しかしデザインで職を探しても、デザイン専門学校の生徒にはかないません。 また、3DCGで職を探しても、かなり限られた会社しか使用していません。 そういった中で、職探しをしても、落ちるのが当然のことです。
そこで改めて自分自身の武器は何か?自問自答します。。
「ありました!」
さっそくオーサー職をHPで探してみますと、皆無をといっていいほどありません。(だから穴場なのですが。)
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次の日、戦闘武器を携えて○○○○の門を叩きました。 「たのもう!!」 などとは、間違っても言いません。 「すみません。」((^_^;)) と言いながらドアを開けると、いきなり目の前にパーティションがドン!! 受付は何処?ここは何?(いきなりかますな!)
一瞬ひるんだものの、周りを見回すと一人黙々とパソコンに向かっている人、一人。
面接なれしているのか、いきなり
ムービーも見終わっても、いまいち反応悪し。
ここで引き下がっては落ちるのは確実です。
ここまで露骨に表情で表されると、今回の採用のメインはオーサーだとバレバレです。 |
制作の現場の広さはコンビニエンスストアを、ちょっと大きくしたぐらいで、一人に1台もしくは2台、MacintoshやWindowsがあてがわれていました。 働いている人は20才〜30才ぐらいでしょうか。 中には寝ている人もいます。 いままでの会社経験の中で、職務中に寝ている人を見たことがなかったため、すごく違和感を覚えました。
さて、伝家の宝刀のディレクター作品の出番です。
1面問題なくクリア。
すると
その後、会議室へ行った後は、あのプログラムの判定はインターセクトとか、かなり細かく突っ込んで話をしたりして、会社が求めているのはオーサーだと、決定ずけました。
最後に面接官が
その日はこれで終わって、もしもご縁がありましたら、連絡するとのこと。
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面接してから数日後、リンリンと電話が鳴ります。 「○○○○ですが、2次面接をお願いしますとのこと」 もちろん断わる理由は無く、再び○○○○へ出かけていきます。
○○○○へ行くと、前と同じ男性が面接をしてくれました。
次回の面接は、今日渡した会社の規定集についての質問を受け付けるので内容を確認しておいてくれとのこと。 |
最終面接(3回目)を受けにいくと、例のごとく前と同じ男性が面接してくれました。 (実はこの男性、この会社の社長です。大企業と違い、面接は、社長自ら行うのですね。)
さて、面接ですが、
決定です!! 「思い込み」が「現実」になった瞬間です!!
そう言った訳で、なんとかマルチメディア業界に潜り込むことができました。(ヽ(^o^)丿、ヽ(^o^)丿)
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