会社に迷惑をかけながらも、何とか首にならずに3ヶ月間が過ぎました。 3ヶ月の間にやった仕事といったら、引継ぎのオーサリング、デバッグ、電話番、コピー取り、掃除くらいなもので、めいいっぱい駄目社員をやっていました。 相変わらず会社も、私に仕事をまわさないで、辞めさせようとしていましたが、一向に辞める気配がない私に、諦めたのか、とうとう3ヶ月目に、初めて仕事を振ってきました。(ここでいう仕事とは、直接製品になって、お金を得ることができる仕事のことです。)
初めての仕事は、
難易度が極めて低いといっても、初めての仕事、なにから手をつけていいか分かりません。 初めてとはいえ、めいいっぱい時間をかけてしまいました。(この間、同じものを創ってみたら、2時間で出来てしまいました。改めて、何も知らなかったのだなー、思います。)
出来上った製品は、先輩方にみっちりデバッグして頂いて、問題なく納品することができました。
<一口メモ>
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初めての仕事をこなしてから1ヶ月後。 再び同じクライアントから、 「今度は、別の仕事をやってくれないか?」 とお呼びがかかりました。 今度の仕事は、受付に置く端末の、コンテンツ制作の仕事です。 プログラムも難易度が高く、前回2日もかけて制作した私では、力不足と判断されたため、この仕事は先輩のオーサーがやることになりました。 ちょっと、残念ですが、仕方がないですね。 技量がないのですから。(*_*)
さて、引継ぎのオーサリングの仕事は、先輩に持っていかれ、されにこくめいに、駄目社員の刻印を刻みこまれた私は、仕事を与えられず、会社へ行っても手持ちぶさたです。
「こりゃー、いよいよ完全に首かな?」
こうなったら、うるさいくらいに仕事をまわして貰おうと声をかけますが、駄目社員に仕事をふる人はいません。
やはり、実務経験が全く無しで、この業界に飛び込んだことが、間違いだったのでしょう?
デジタルクリエイターの赤ちゃんが、再び悩みはじめた瞬間です。
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