このライブレビューは『AHAHA』5号の「スイート・ライブ・レビュー」コーナーにおいて割愛させて頂いたレビューです。 本誌の誌面が限られているために、せっかく執筆したレビューですが全部掲載することができませんでした。 しかし下記のレビューは内容において掲載分より劣っている、ということでは決してなく、誌面のバランスの問題や、 締切後に寄せられたなどの問題から割愛したことを付け加えておきます。 また、編集前のものであるためにデータや文字において不統一であることをお断り致します。(太田) |
KITEMITE倶楽部 | ||
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スクラッチが目新らしさはないが練習を積んだ、と思わせる漫才で客を引き込むのに対し、鴻野・DA-DAといった先輩勢はこの日不調。 T・K・Oやのイズ、オセロなどが抜けても席をあらかた埋めるファンに対してネタで返す、という意識が希薄に思えてならない。 アメザリは声の高低が対照的な魅力になってきた。 | ||
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ホリプロお笑いライブ'96スペシャル | ||
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スペシャルということでゲームコーナーやコンビ替えコントがあったが、成子坂・村田とつぶやきシローの司会も含め、あまりいい出来ではなかった。 オーディションのコーナーは実力派のコンビが次々とレギュラー入りしたため、レベルは低め。 レギュラー以外では、ブルマ姿が強烈な現役女子高生コンビ・アブラトリガミと、アイデア勝負のショートコント師・江戸むらさきが印象に残った。 | ||
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渋谷系 HYPER WA CHA CHA LIVE | ||
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G★MENS以外はすべて漫才。高僧・野々村の同世代ネタ、メッセンジャーのキャラクターを活かした漫才、 スミス夫人の動きのある漫才とそれぞれの個性がよく現れていてたように思う。 中川家は渋谷WCCL初登場ということで、初めやや緊張していたようだが、最後には大きな笑いをさらって帰っていった。 千原兄弟とジャリズムのトークは、いつもより長かったこともあって、掛け合い・内容ともに充実していた。 | ||
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松竹サテライトライブ | ||
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松竹の養成所在籍メンバーが中心なのか、観客は出演者の友人が多い。 コントが幅をきかす現在、全員が漫才を行うところには好感を持てるが、全体に練習不足が見えてしまう。 よって「女性版G☆MENS」という趣で内容より元気さと息の合い方でリードする船間・村上が一番笑いをとっており、ここで来た甲斐を感じる。 | ||
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フルーツ大統領 | ||
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スキヤキ・土肥がインフルエンザのために欠席。土肥クンのファンもさみしかったろうが、グループコントの不出来もあいまってかなりつらい舞台だった。 コンビネタもなんだかなぁ……という中で、唯一光り輝いていたのが「サラリーマン専科ビリジアン」。 小薮は土肥の代演で古高の相方も務めたがフルーツの中でも彼は“別格”だということを見せつけた。 それにしてもあのVTRの終わり方には納得できない。いや、しちゃいかん。 | ||
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フルーツ大統領 | ||
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スキヤキ・土肥も復活、グループコント・コンビネタも前日とまったく別内容でがんばってくれた。 しかし、もし前日のライブでフルーツを初めて知ったという人は、もう見に来る気にはならなかっただろう。……残念。 やっぱり半馬身以上抜け出ているのはビリジアン。 なお個人的には、芦澤のイヤミのないツッコミと怪しげなオーラが燃え上がっているCOWCOWの多田くんが気に入っている。 | ||
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