- 7月の例会は、国産チーズというテーマでやりました。そういっても国内には数多くチーズ工
房があるわけで、それらをすべてなんてわけにはいきません。今はいくつくらいあるのでしょうか?19
97年の資料でも全国で80近くありますから、今は100をこえているのでしょう。それでも、その中
でいわゆる牧場のチーズ(フェルミエタイプ)はまだ少ないと思います。北海道はその中では数多い方だ
と思いますが・・・・・。
今回は牧場のチーズを中心に十勝や道北のチーズを集めてみました。もちろん、本場のチーズはそれなり
のステイタスもあり違いますが、国産チーズも大健闘!まずはご賞味あれ!
チーズリスト
- @アトリエ・ド・フロマージュ アドナイ(堤田克彦)
- ・タレッジオ ティ のぞむ
約20センチ角、重量2・5kgのソフトタイプのチーズ。表皮は赤褐色、かびも見られます。中身は淡黄
色のやわらかな組織、穏やかな味のチーズ。切るとねっとりナイフに着くくらいが食べごろで、テーブル
チーズ、パスタなどの料理にも良く合う。熟成期間は1〜2カ月のチーズ。
- ・フロマージュ・ド・エール(つばさのチーズ)
ソフトタイプのチーズで塩水やお酒などで洗いながら熟成させるウオッシュタイプ。マンステールという
名品のチーズをイメージしてつくったもの。食べごろは4週間目くらい。
**チーズに子供の名前が入っているのが、チーズへの愛情も伺わせる***
- A共働学舎新得農場(宮嶋望)
- ・モツァレラスナック
さいて食べるストリングタイプのチーズ。おやつやおつまみはもちろん、サラダや手巻き寿しなど手軽に
使える。
- ・フレッシュモツァレラ
温めたカードを練ってつくるお餅のように柔らかいチーズ。加熱すると溶けるのでピザやグラタンに。ト
マトとの相性は抜群。わさび醤油で刺身風にも食べられる。
- ・プチモツァレラ
フレッシュを一口サイズにしたもの。サラダにもそのまま使えるタイプでレストランでも好評。
- ・ブルーベリージャム入りクリームチーズ
クリームチーズに無農薬のブルーベリージャムを混ぜてみました。そのままでもチーズケーキのおいしさ
です。
- ・カチョカバロ
イタリア語で、馬上のチーズの意味。巾着型にして麻ひもでしばって低温熟成。外側は固いが、中はやわ
らかくミルキーな味わい。スライスしてそのまま食べられる。
- ・ラクレット
直径30センチ、高さ5センチくらいに成形し、低温で熟成。外皮に独特の香りがありますが中身はマイ
ルド。溶かしてじゃがいもと一緒に食べるのも美味。熟成は3〜4か月。(第一回ナチュラルチーズコン
テストで日本一に輝いたチーズ)
- ・カマンベール
おなじみフランス・ノルマンディ地方原産の白かびチーズ。できるだけ忠実につくろうとフランスとおな
じ250gのものをつくっている。大きめで重量感あり。食べごろは製造より4〜5週間。
- ・リコッタ
乳清からつくるフッレッシュチーズ。はちみつをかけてオーブンで焼くのもいける。新鮮さが命のチーズ。
***土作りから、牛の飼い方まで考えた正にフェルミエタイプのチーズ***
- Bカシユニ
- ・槲(かしわ)
ハードタイプのチーズ。4〜5か月のあいだ低温熟成している。香ばしく、くせのないまろやかさが特徴。
そのままきって食べられる。
- ・新和
熟成期間6〜8週間のハードタイプチーズ。酸味があり、フルーツのかおり。
- ・大地のほっぺ
熟成期間は6〜8週間。やわらかくたべやすい。溶かしてグラタンにしてもおいしいチーズ。
***なんといっても女性チーズ職人の愛情たっぷりのチーズ。極めこまさがうかがえる***
- C半田ファーム
- ・オチャード
加熱タイプのプレスチーズ。乾拭きによる乾いた表皮。中はねっとりなめらか。熟成期間は3カ月。
- ・チモシー
加熱タイプのプレスチーズ。塩水でふきながら熟成させたので皮がやわらかく、全体にピンク色。まろや
かな味わいとかおり。熟成期間は3カ月。
- ・ルーサン
熟成期間が8か月のチーズで、多少くせはあるが深みのあるタイプ。じっくりとかみしめて欲しいチーズ。
- ・ワインの絞り粕つけチーズ
ワインの産地、十勝ならではのワイン風味のチーズ。まろやかにワインの味がしみている、やややわらか
めのタイプ。
- ・ルブッロッション
ウオッシュ系のチーズ。ソフトでややくせのあるタイプ。
***つくる程に評判をあげる半田チーズ。チーズの名前に牧草の名称を使ってるのがユニーク***
- D山川牧場クリームチーズ
・まだ、売り出していない貴重品?!添加物を使わず、ミルクのおいしさをそのままに。やや酸味
があり、パンやクラッカーに。
お好みでジャムやはちみつと一緒にどうぞ・・・
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