ヘンゼルとグレーテルは、まずしい家に住む幼い兄妹。ある日森へいちごをとりに行ったヘンゼル
とグレーテルは、道に迷い家に帰れなくなってしまいました。そのまま森で一夜を過ごし、朝になる
と目の前に、お菓子の家が・・・。
有名なこのグリム童話は、E.フンパーディンクとA.ヴェッテの手によりオペラとしても大人気の作
品となっています。本来ならば長時間にわたるオペラですが、舞台俳優の大月秀幸氏の演出により、
幼児にも楽しめる30分間にまとめあげました。単に簡略化するのではなく、子供たちが更に楽しく
鑑賞が出来るように、自然にダンスや手品の要素を入れるなど工夫もされています。
演奏を務める“アンサンブル・シュー”は、小さなオーケストラを思わせる弦・管・鍵盤楽器によ
り構成され、メンバーはそれぞれに国内の主要オーケストラやミュージカルオーケストラでの活躍や
、コンクールで優秀な成績を納めた実力派集団です。二期会会員である里中トヨ子氏による本格的な
ソプラノ・アリアも目玉の一つです。
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