引退車両解説
4608 日野P-RU638BB 定員42名 S62.7 |
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導入時は60人乗り貸切車であったが、平成7年3月に関東バス初の昼行高速路線、日光・鬼怒川線用に転用改造された。同型式車は4台で、4606、4607、4608が同仕様に改造された。日光線廃止後は、運用に余剰が出たため短距離貸切にも使用された。1台とも平成10年3月に除籍された。 |
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新宿駅西口 1995.4.3 | |||||||||||||||||
4609 日野P-RU638BB 定員58名 S62.7 |
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昭和62年に4台導入された同型式のうち、この1台だけは日光・鬼怒川線開業時に転用改造されず、予備車に留まっていた。しかし、深夜中距離バスとして使用していたK-MS615S(武蔵野:昭和57年式)の代替として、平成8年にそのままの外装と設備で転用された。旧貸切色をまとった最後の1台であった。
青梅街道営業所◆ 5141 日野P-RU638BB 定員30名 H1.8 関東バス初の夜行高速バス「やまと」の増備車。側面には“EXPRESS YAMATO”とペイントされていたが、晩年はその塗装のまま枚方線にも運用されていた。平成10年3月に廃車となったが、座席を全て貸切改造車の5084へ譲った。 新宿駅西口 1991.8 5083 三菱P-MS729S改 定員31名 H1.7 平成9年の貸切合理化に伴い、トイレ付き貸切車であった5083と5084は室内を改装し、高速路線車に転用された。改造車のため、中央列の座席には読書灯が装備されていない上、側窓が開閉式で冬季の保温性が低下するなどの難点もあった。ケイビーバスに移籍し、奈良・枚方線に運用されていたが、平成16年に廃車された。 青梅街道営業所 1998.5.24 5240 三菱P-MS729S 定員31名 H2.3 関東バス初の29席仕様車。倉敷線用として導入されたが、現在は枚方線を主体に五條線の増便にも投入される。元年式に比べ、側面サボが大型になっている。後部のKマークが他車に比べ小さくなっている。平成11年5月にケイビーバスに譲渡された。 青梅街道営業所 1998.5.24 229 日野U-RU2FTAB 定員56名 H2 平成12年に深夜中距離バス銀座線から東京都交通局が撤退した際、交通局が使用していた車両を譲受したもの。写真は関東バス塗装に変更された直後のもので、後にEXPRESS KANTOのロゴが追加されている。 武蔵野営業所 2000.12.26 |
◆…遠藤知生氏撮影