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長野市戸 隠 の 鬼 女 紅 葉 伝 説
大 筋
この「大筋」は、初めてこの伝説に触れられる方が、「いったいどんな話なのか」を理解 して頂く為に、本の構成とは変えて冒頭であらましのひとつとしてまとめたものです。 |
千年以上の昔に紅葉(もみじ)という女性が、鬼無里(きなさ)に移り住んできました。 はじめは村人と仲良く暮らしていた紅葉は、やがて悪事をはたらくようになり、鬼、鬼女と呼ばれ 後に紅葉は鬼無里から、戸隠の荒倉山に本拠地を移します。 紅葉は荒倉山の「鬼の岩屋」といわれる洞穴を根城として、「おまん」という怪力の女性をはじめ この話が都に届き、朝廷に鬼退治を命ぜられたのが平維茂(たいらのこれもち)です。 この地方の地理に明るくない維茂は、下祖山のあたりに来て、紅葉の本拠を探しあぐねました。 そこで弓矢によって占おうと、見晴らしの良い場所に立ち、八幡大菩薩を念じて二本の矢を天に 維茂の一行は勇躍して西北の方角に向かいました。 途中、橋の無い裾花川を渡らねばなりませんが、川に引っかかっていた倒木を渡り、志垣の里 そしてついに鬼の岩屋近くの、母袋(もたい)の地に陣をしきます。 紅葉のようすを探るため、維茂は程良い林の中に幕を張りめぐらして酒宴を催します。 一説には、紅葉たちが紅葉狩の酒宴をしているところへ、法衣をまとって旅の修行僧になりすま また別の説では、維茂の方が紅葉に毒の入った酒をすすめて、酔い伏したところを斬り平げた、 維茂はいよいよ軍勢をととのえて進発しました。 最初の激戦地は毒の平(ぶすのたいら)へ入る急傾斜地、木戸のあたり。 そして毒の平、竜虎ヶ原が最大の決戦地になりました。 紅葉はついに鬼の姿になって現われ、妖術を使って維茂軍を悩ませました。 しかし維茂は、八幡大菩薩を念じつつ剣をふるい、とうとう紅葉を斬り伏せました。 そして残党を追って釜壇岩から鬼の岩屋へ、さらに山の峰まで進撃しほぼ掃討することが出来 維茂軍が勝ちどきをを上げたところは、いま「安堵ヶ峰(あんどがみね)」と呼ばれています。 大力無双で非常に足の速かった紅葉の部下の「おまん」は、激しい戦いにもただ一人生き残り、 そして、紅葉一族の全滅を知り、世の無常を感じて長い髪をおろし、出家の身となってから自害 さて、勝利を収めた維茂は、紅葉の遺体を、志垣の里は矢先八幡の近くの小高い丘に埋葬し、 戸隠から凱旋した維茂は、紅葉との戦いに傷ついて、稲荷山(現在更埴市)の八幡宮で亡くなっ |
この「大筋」は、『鬼女紅葉伝説の里』 の 「地元の鬼女紅葉伝説」の章を要約したものです。 使用した文章は、できるだけ原文に忠実に引用しました。 1999年9月 ペンション アニヴァーサリー |
本 当 の 伝 説 の 姿
『鬼女紅葉伝説の里』の「地元の鬼女紅葉伝説」の章の冒頭には |
地元に伝わる鬼女紅葉についての話は、ほとんどが地名や神社の由来に関するものばかり。 中には矛盾するものさえあります。しかし、それが本当の伝説の姿ではないでしょうか。 |
【はじめに】
で書いた通り、本ページの「大筋」が伝説の全てではありません。 「これが正しい鬼女紅葉伝説だ。」といった話は存在しないのです。 戸隠村の鬼女紅葉を偲ぶ会では、諸説いろいろあるのが本当の伝説の姿 今後、その本当の伝説の姿を求めて、上記「大筋」では表現できていない、 もうしばらくお待ち下さい。 お楽しみに! |
鬼 女 紅 葉 祭 り と 伝 説
鬼 女 紅 葉 伝 説
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