小樽公園
賢治が花巻農学校教諭時代、修学旅行の引率教師として生徒たちとともに
訪れた小樽公園。桜の名所である。賢治の「或る農学生の日誌」
「修学旅行復命書」等によると、当時は「赤い蟹をゆでたの」や
「青き新しきバナナ」を売る人がいたらしい。
公園内には、小樽に滞在した石川啄木の歌碑があり、
「一握の砂」の中の一首が記されている。
公園の展望台から見下ろした小樽の町と海。公園内に白樺が植えられている。
まさにこの風景も「或る農学生の日誌」に記されている。
小樽の海
港町、小樽の海。
関連作品:「或る農学生の日誌」