History

命の水作戦とは・・・

  

阪神淡路地震以降に発生した災害時に、ボランティアは復旧・復興の中で何時も頼れる存在でした。
中越地震であったり東日本大震災では多くのボランティアが被災地以外のエリアからも活動に参加しました。
しかしボランティアは何時も食事・飲料・移動・宿泊の全てを参加者自身が準備をしなければ成りませんでした。

2017年に九州北部を襲った豪雨災害で、私は現地で暑さそして脱水と戦いながら悲鳴を上げる多くのボランティアの存在を知りました。
そんな彼等を飲料でサポートをしたい気持ちで「命の水作戦」は立ち上がりました。

活動初年度の2017年は、445,350円の予算で5,316本の飲料を大分県日田市と福岡県朝倉市へ送りました。
2018年の西日本豪雨では、738,900の予算で9,896本の飲料を愛媛県西予市・岡山県倉敷市・広島県呉市/坂町へ送りました。

2019年は、令和元年七月/八月の2回の豪雨災害と台風15号/19号で広大なエリアで被災をしました。
福岡県・佐賀県・岡山県・栃木県の支援から千葉県/長野市/いわき市/丸森町等への飲料での支援は13464本、予算は¥1,117,730をお預かりして活動も越年いたしました。

2020年は、昨年から越年し宮城県の丸森町の支援の継続から始まり、令和二年7月豪雨災害の被災県(大分県・熊本県)を中心に支援を行いました。¥1090485の活動予算の中から8,370本の飲料が各被災地のボランティアへ配られました。

2021年は、前年同様コロナ禍の中での災害被災地支援となりました。7月の豪雨で発生した熱海市の支援で始まり、8月からは九州の豪雨被災地と前年の被災地でもある九州の八代市の支援で終了。支援本数は3,240本でした。

2022年は、線状降水帯の停滞による豪雨災害が日本海側から東北にかけて多く発生をしました。今後この災害の発生は、しばしば発生するのだとおもいます。支援は7月の宮城県から山形県・石川県・青森県へと展開し、翌年繰越金¥701,616、支援本数は5,862本となりました。

2023年は、スポンサー企業が大幅に減少しただけではなく、コロナ渦明けで多くの方が消費に資金をお使いになられていたのか収入が大幅に減少し、しかし茨城県取手市の支援から始まり、福男九州は福岡を中心とした支援、その後は秋田市、そして千葉から茨城県の太平洋側と支援は多岐に渡り、結果支援本数は9,924本にもなりました。皆様方のご協力が有っての数字ですが、来年度はスポンサー企業が無くなり、年初の資金も¥352,324と大幅に減額をした中で2024年度を迎えることと成りました。皆様方のご支援が重要な活動の原資と成りますので、ご協力をよろしくお願い致します。

2024年は、元旦に発生した能登半島地震の被災地珠洲市をはじめ、7月の豪雨被災地の山形県・酒田市、そして関東でも豪雨被害のあった神奈川県平塚市・二宮町、そして10月からは再度能登半島の珠洲市の支援を実施。前年度の繰越金352,354円と当年のドネーション326,224円と合算し予算は678,578円で支援総数は9036本でしたが、飲料や輸送費等の支出の合計が680,423円と1,845円の赤字となり、現在休眠となりました。2025年の活動再開の為に皆様のご協力をお願いします。

        

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