2025年
今現在、日本国内で発生している災害が多数あります。昨日のゲリラ豪雨では、首都圏でも水害が多数発生をしております。
思い起こせば2017年の九州北部豪雨でボランティアへの飲料と言う形で、被災地の復旧への手助けを皆さんのお気持ちを集約させていただき行ってまいりました。
2025年度は、「活動を休眠」といたしてまいりましたが、今日ここに「命の水作戦」は「解散」を宣言させていただくことといたしました。
実際の活動は2017年から2024年の8年間でしたが、この活動を行うことによって各自治体で災害発生時に発足するボランティアセンター(主に社会福祉協議会が運営)の中で、ボランティアには飲料くらい準備して手渡さないと、特にこの夏場の水害時に危険であると言う認識が定着し、社共で予算を組んだり地元の商工会やライオンズクラブ等と連携して、ボランティアに対し飲料であったり炊き出しの準備であったりを行えるボランティアセンターが増えはじめ、この活動を私が旗振りをせずとも良い状態になりつつあることが、解散への良い道筋として生じた事は皆さんにお伝えします。
しかしながらいまだに日本では、「ボランティアはタダで働く人」と誤った考えがありますが、せめて命の水作戦を支援してくださった方々はボランティアと言うのは「志願兵」であり、招集され徴用される者と同様に扱うのは当たり前であり、ボランティアは、十字軍の遠征の頃からある「自発的に戦争に参加する兵士」の意味であることはご理解ください。もちろんボランティア兵であっても、食料や賃金も渡されるのは自衛隊や米軍、そしてユニセフや国境なき医師団などと同じ考え方です。
最後に、今年は2019年の様に多数の地区で過去最大級の災害が沢山発生をしています。このページにたどり着いている皆さんが是非近しい人だけではなく、そういった被災地の復旧・復興に協力をしていただきたいし、そして日本だけではなく、今日もどこかで起きている紛争や自然災害へも目をそらさず、そしていろんな方法で参加できる支援の輪があることを知り、それらへご参加くださいますようお願いいたします。
この活動にご協力いただいたすべてのスポンサー企業と皆様方に感謝の意を表します。
2025年9月12日
命の水作戦代表・木内広隆