関連コンサート情報
1999年のBCJ関係者によるコンサートの情報です!
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*「VIVA! BCJ」に寄せられた1999年の関連コンサートの情報を、月ごとに並べました。
  日付/タイトル/場所/時間の順です。 (00/01/10更新)
  各コンサートの詳細については、コンサートの日付&タイトルをクリックしてください! 

1999年
1月  
2月  
3月  
4月  
5月  
6月  
7月  
8月 8/28 《鈴木雅明、オルガンコンサート》 
      ドイツ:ブレーメン、Kirche St. Peter und Paul, Cappel、20:00 
9月 9/ 8 《ミト・デラルコ》 水戸:水戸芸術館コンサートホールATM、18:30        
9/ 9 《アントネッロ&鈴木美登里》 東京:近江楽堂、19:00
9/10 《ミト・デラルコ》 東京:近江楽堂、19:00
9/11 《ミト・デラルコ》 山口:山口南総合センター・ホール、18:30
9/15 《アンサンブル・ヴォックス・フマーナ、松蔭レクチャーコンサート》
      神戸松蔭女子学院大学チャペル 15:00
9/20 《鈴木秀美 バッハ・チェロ組曲ワークショップ、組曲第3番》 東京:近江楽堂、14:00
9/23 神戸松蔭チャペルコンサート・ゼロビート・シリーズ 第131回
      《雅びなる宴》 〜フレンチ・カンタータとその時代〜 神戸松蔭女子学院大学チャペル、17:00
9/23 《鈴木雅明 オルガン・リサイタル》 新潟:新潟市民芸術文化会館、14:00  
9/27 《永島陽子、リーダー・アーベント》 東京:津田ホール、19:00 
9/30 《鈴木秀美 チェロ・リサイタル「バッハの神髄」〜バッハと私》
      大阪:ザ・フェニックスホール 19:00
10月 10/ 9 《スコラ・カントールム 「栃木[蔵の街]音楽祭」》 栃木:栃木市文化会館ロビー、16:00 
10/14 《鈴木秀美 ワークショップin「レスパス・エラン」》 京都:レスパス・エラン 15:00〜
10/15 《鈴木秀美 無伴奏チェロの夕べ 〜バッハ&ガブリエッリ〜》 
       京都:レスパス・エラン 19:00 
10/16 《鈴木秀美 バッハ・チェロ組曲ワークショップ、組曲第4番》 東京:近江楽堂、14:00
10/17 《室内楽の愉しみ〜カンタータのタべ〜(ゲスト:浦野智行)》
       市川:カトリック市川教会、18:00 
10/23 《パブロ・カザルスに捧げるチェロ連続リサイタル第2日 鈴木秀美》
      東京:カザルスホール、19:00
10/28 《今井奈緒子 オルガン・リサイタル》 東京:カザルスホール、19:00 
10/30 《鈴木雅明 オルガン・リサイタル 「ブクステフーデとバッハ」》 
      盛岡:盛岡市民文化ホール(小)、19:00
11月 11/ 3 神戸松蔭チャペルコンサート・ゼロビート・シリーズ 第133回
      《鈴木雅明 オルガン・リサイタル》 神戸松蔭女子学院大学チャペル、15:00
11/ 5 《カザルスホール、バロックオルガンリサイタル Vol.2 鈴木雅明》 
      東京:カザルスホール、19:00 *こちらもご覧ください!
11/ 6 《東京藝術大学 奏楽堂オルガン 研究演奏会 (Org:鈴木雅明)》 
      東京藝術大学 奏楽堂、18:00
11/24 《若松夏美&小島芳子デュオ・リサイ夕ル Vol.3》 東京:近江楽堂、19:00
11/28 《仙台バロックアンサンブル演奏会(指揮・パイプオルガン:鈴木雅明)》
      仙台:仙台白百合学園ロザリオのマリア聖堂、16:00
11/28 《東京アカデミッシュカペレ 第18回演奏会(バス:浦野智行)》
      東京:Bunkamura オーチャードホール、14:00
12月 12/ 4 神戸松蔭チャペルコンサート・ゼロビート・シリーズ 第134回
      《若松夏美&小島芳子デュオ・リサイ夕ル》 神戸松蔭女子学院大学チャペル、15:00
12/ 5 《鈴木秀美 バッハ・チェロ組曲ワークショップ、組曲第5番》 東京:近江楽堂、14:00
12/21 《第15回 神戸松蔭クリスマスチャリテイーコンサート(ensemble vox humana)》
      神戸松蔭女子学院大学チャペル、18:30  

 


BCJ主催の関連コンサート (1999年)


東京オペラシティ・アートギャラリー開館祝賀公演(1)
アントネッロ&鈴木美登里 甘き音楽〜イタリア初期バロック音楽の花束〜

1999年9月9日(木)19:00開演 近江楽堂
料金:5,000円(全自由席)

〔出演〕
 鈴木美登里(ソプラノ)、
 アントネッロ
  濱田芳通(コルネット*、リコーダー)、西山まりえ(チェンバロ、ダブル・ハープ)
  石川かおり(ガンバ)、永田平八(リュート)

〔プログラム〕
 タルクィーニオ・メールラ/ マドリガーレ《己を信ずる愚か者》*
 ジョバンニ・ジローラモ・カプスベルガー/カンツォネッタ《淫らな羊飼い娘達》*
 ジョバンニ・ジローラモ・カプスベルガー/トッカータ(チェンバロ独奏)
 バルバラ・ストロッツィ/ラメント《私の涙》
 バルトロメオ・デ・セルマ/コレンテとカンツォン(リコーダー独奏)
 バルトロメオ・デ・セルマ/トッカータ(テオルボ独奏)
 ビアージョ・マリーニ/マドリガーレ《暗い洞窟》*
 タルクィーニオ・メールラ/チャッコーナのアリア《愛のリラにのせて》*
 フランチェスコ・カヴァッリ/歌劇《アポロとダフネの愛》より ダフネのアリア《甘き音楽》
 ルイジ・ロッシ/《その美しいまなざしが、私を殺す》
 ジュゼッペ・ジャンベルティ/デュオ《クックー》*
 サラモーネ・ロッシ/ベルガマスカのアリア《甘美に歌うあの小鳥は》*
 アウレーリオ・ヴィルジリアーノ/リチェルカータ(ガンバ独奏)
 タルクィーニオ・メールラ/宗教的カンツォネッタ《さあ、眠りなさい》
 タルクィーニオ・メールラ/トッカータ(ダブル・ハープ独奏)
 ジローラモ・フレスコバルディ/アリア《そよ風が吹けば》*
 ヴィンツェンツォ・カレスターニ/《麗しの乙女》

主催:近江楽堂、松木アートオフィス(03−5353−6937)
企画制作:(有)バッハ・コレギウム・ジャパン(03−3226−5333)


東京オペラシティ・アートギャラリー開館祝賀公演(2)
水戸芸術館専属古楽カルテット
ミト・デラルコ 「弓の伝説」 Mito dell'arco 結成公演

1999年9月10日(金)19:00開演 東京:近江楽堂 
料金:6,000円(全自由席)

〔出演〕
 Mito dell'arco(ミト・デラルコ)
  クラシカル・ヴァイオリン:寺神戸 亮ドミトリー・バディアロフ
  クラシカル・ヴィオラ:森田芳子
  クラシカル・チェロ:鈴木秀美

〔プログラム〕
 ハイドン:弦楽四重奏曲 ロ短調 作品33の1
 ハイドン:弦楽四重奏曲 ニ短調 作品76の2 Hob.III-76 「5度」
 モーツァルト:弦楽四重奏曲 ハ長調 K.465 「不協和音」
  *こちらもご覧ください。

主催:近江楽堂、松木アートオフィス(03−5353−6937)
企画制作:(有)バッハ・コレギウム・ジャパン(03−3226−5333)
 
NHK−FMで水戸公演放送!
 ’99年 11月 9日(火)NHK−FM 19:20-21:00
 ベスト・オブクラシック <ミト・デラルコ結成記念第1回演奏会>
  (1)ハイドン/弦楽四重奏曲 第37番 ロ短調 Op33の1(24'50")
  (2)同/同 第76番 ニ短調 0p76の2 「5度」(24'46")
  (3)モーツァルト/弦楽四重奏曲 第19番 ハ長調 K465「不協和音」(40'55")
  (4)ホフシュテッター(伝ハイドン〕/弦楽四重奏曲 第17番 へ長調 0p3の5
    「セレナード」から第2楽章(3'33")
   (1999年9月8日茨城・水戸芸術館コンサートホールATMでPCM収録)
   *FM雑誌の情報から (99/11/02)

  2000年5月16日(火)同時間帯再放送! お楽しみに。 (00/05/16)


水戸芸術館専属古楽カルテット
ミト・デラルコ 「弓の伝説」 Mito dell'arco 結成公演

1999年9月11日(土)18:30開演 山口:山口南総合センター・ホール 
料金:4,000円、学生 2,000円

〔出演〕
 Mito dell'arco(ミト・デラルコ)
  クラシカル・ヴァイオリン:寺神戸 亮ドミトリー・バディアロフ
  クラシカル・ヴィオラ:森田芳子
  クラシカル・チェロ:鈴木秀美

〔プログラム〕
 ハイドン:弦楽四重奏曲 ロ短調 作品33の1
 ハイドン:弦楽四重奏曲 ニ短調 作品76の2 Hob.III-76 「5度」
 モーツァルト:弦楽四重奏曲 ハ長調 K.465 「不協和音」
  *こちらもご覧ください。

問い合わせ:山口市文化振興財団(0839−33−0505)
企画制作:(有)バッハ・コレギウム・ジャパン(03−3226−5333)


永島陽子 リーダーアーベント

1999年 9月27日(月) 19:00 津田ホール
前売 4000円/当日 4500円 学生 2000円

〔出演〕
 永島陽子(メゾ・ソプラノ)
 ズィルケ=トーラ・マティース Silke-Thora Matthies(ピアノ)

〔プログラム〕
 Johannes Brahms/わが恋は緑、ああ帰り道を知っていたなら、永遠の愛 ほか
 Samul Barber/J. ジョイス James Joyceの詩による《3つの歌》
 Franz Schubert/ゲーテ Johann Wolfgang von Goetheの詩による歌曲より
            糸を紡ぐグレートヒェン、最初の喪失、ズライカ l,II
 Hugo Wolf/《メーリケ歌曲集》より
            もう春だ、旅先で、慰めはどこに 他

プレイガイト:チケットぴあ 03-5237-9990
チケットお申込み・お問合せ バッハ・コレギウム・ジャパン
      Tel:03-3226-5333、Fax:03-5362-5445、emai:general@bach.co.jp

 巧みに詩情を表現できる歌手はヨーロッパにも数えるほどしかいないが、彼女は豊富な「声のパレット」を駆使して、やすやすとそれをやってのけてしまう。田園に続く小道や、ひなびた納屋の情景。素朴な、何気ないヨーロッパの風景が、歌とピアノによって心地よく紡がれ、聴くものの郷愁を誘う。ヨーロッパで育んだ20年のキャリアとテクニック、永島陽子の芸術が、今秋 満を持してベールを脱ぐ。「音楽と詩の、幸福な出会い−」のひとときを、お楽しみください。

若松夏美(ヴァイオリン)小島芳子(フォルテ・ピアノ)デュオ・リサイ夕ル Vol.3

1999年 11月24(水) 19:00 近江楽堂 (東京オペラシティタワー3F)
全席自由 4000円 (BCJ定期会員割引 3600円)

〔プログラム〕
 W.A.モーツァルト/ピアノとヴァイオリンのためのソナタ Josepha Auernhammer にささげられたソナタ集より〜
              ソナタ ト長調 K.373a、プレリュード ハ長調 k.284a(ピアノ・ソロ)
              ソナタ ハ長調 K.296、ソナタ ヘ長調 K.374d、ソナタ 変ホ長調 K.374f

主催:バッハ・コレギウム・ジャパン、近江楽堂
お申込み:バッハ・コレギウム・ジャパン(Tel:03-3226-5333、emai:general@bach.co.jp
       近江楽堂(Tel:03-5252-6937) 


神戸松蔭チャペルコンサート・ゼロビート・シリーズ (1999年/2000年)  
  会場:神戸松蔭女子学院大学チャペル(下図参照)
  主催:神戸松蔭女子学院大学、バッハ・コレギウム・ジャパン


第131回 9月23日〔木・祝〕 午後5時開演 No.131 Thu.23 Sep.17:00
《雅びなる宴》 〜フレンチ・カンタータとその時代〜
 曲目:E‐C.ジャケ・ド・ラ・ゲール:《アダム》(聖書の題材によるカンター夕)
    マラン・マレ:《アルマンド》《夢見る人》《アラべスク》(無伴奏ヴィオ−ル)
    ドゥ・マシ:組曲ト長調(ヴィオール・ソロ)
    L−N.クレランボ−:《ゼフィ−ルとフロ−ル》 他
 演奏:緋田芳江(ソプラノ)、櫻井茂(ヴィオール)、長久真実子(クラヴサン)

第133回 11月3日〔水・祝〕 午後3時開演 No.133 Wed.3 Nov.15:00
鈴木雅明 オルガン・リサイタル
 曲目:D.ブクステフ−デ:プレリュード ト短調 BuxWV149
                 コラール幻想曲「イエス・キリスト、汝は讃えられよ」BuxWV188
                 プレリュード ニ長調 BuxWV139
                 コラール幻想曲「暁の星のいと美しきかな」BuxWV223
                 トッカータ ニ短調 BuxWV155
       J.S.パッハ :プレリュードとフーガ ト長調 BWV541
                 コラール「いざ来たれ、異邦人の救い主よ」BW659
                 コラール「いざ来たれ、異邦人の救い主よ」BWV660
                 コラール「いまぞ喜べ、汝キリストの徒よ」BWV734
                 プレリュードとフーガ ホ短調 BWV548

《鈴木雅明さんからのメッセージ》

 「今年は、私が初めてオルガンリサイタルというものをしてから、ちょうど20年めにあたります。最初は、1979年6月に祐天寺にある聖パウロ教会で、辻さんの作られたオルガンでのコンサートでした。当時のオルガン事情と今を比べると、本当に大きな変化に目を見張るばかりですが、しかし、どんなに現代的なコンサートホールにオルガンが入っても、結局、オランダと北ドイツの歴史的な楽器に心惹かれる思いは変わりません。この夏の北ドイツでの体験は、その思いを確実にしてくれました。そのような意味で、この秋のブクステフーデとバッハのコンサートは、私にとって、故郷に帰る、とでも言うような、なつかしい感じなのです。その感触を通じて、聴衆の皆様に、豪放磊落と神秘的な甘さの共存するブクステフーデ、そしてそのブクステフーデにも心酔したであろうバッハの、カンタータとは異なった側面を、堪能していただきたいと思います。バッハには多くの顔がありますが、畢竟、オルガニストとしての存在がその生涯を貫いている、 と言っても過言ではありません。カザルス(ホール)の名器によって〔11/5〕、オルガンの響きに身を委ねるひとときをどうぞ。」
(盛岡〔10/30〕、松蔭〔11/3〕でも同プログラム。芸大〔11/6〕・福岡・名古屋では若干プログラムが異なります。)

名古屋公演・・・11/13(土) 14:00、愛知県立芸術劇場
福岡公演・・・・・11/15(月) 19:00、博多ルーテル教会
(99/11/06)


第134回 12月4日〔土〕 午後3時開演 No.134 Sat.4 Dec.15:00
若松夏美(ヴァイオリン)&小島芳子(フォルテ・ピアノ)デュオ・リサイ夕ル
 曲目:W.A.モーツァルト/ピアノとヴァイオリンのためのソナタ Josepha Auernhammer にささげられたソナタ集より〜
                 ソナタ ト長調 K.373a、プレリュード ハ長調 k.284a(ピアノ・ソロ)
                 ソナタ ハ長調 K.296、ソナタ ヘ長調 K.374d、ソナタ 変ホ長調 K.374f
                *曲目変更掲載:99/09/24

第135回 2000年 2月12日〔土〕 午後6時開演 No.135 Sat.12 Feb.18:00
ルトガー・ローマン オルガンリサイタル *中止
 *演奏者負傷のため、残念ながら当コンサートを開催できなくなりました。ご了承ください。
   チケットの扱いなどについては、下記にお問い合せください。 (00/01/10)
 

ゼロビート・シリーズ
 チケット・定期会員のご案内

ゼロビート・シリーズ
 定期会員券〔4回券〕
  料金12000円/学生8000円
 各一回券
  前売3500円/当日4000円     学生/3000円

お申し込みは、
 神戸松蔭女子学院大学
         宗教センター

    TEL:078-882-6124
    FAX:078-882-6136
 チケットぴあ
    TEL:06-6363-9999
 チケットセゾン
    TEL:06-6232-9090

アンサンブル・ヴォックス・フマーナ、松蔭レクチャーコンサート「H・シュッツの作品」

1999年 9月15日(水・祝) 15:00 神戸:神戸松蔭女子学院大学チャペル 

〔出演〕 指揮とお話:鈴木雅明 合唱・重唱:アンサンブル・ヴォックス・フマーナ
〔曲目〕 H・シュッツ「宗教的合唱曲集」
            「カンツィオネ・サクレ」
            「クライネ・ガイストリッヒェ・コンツェルテ」より
〔料金〕 無料
〔問合〕 神戸松蔭女子学院大学宗教センター TEL:078-882-6124

コンサートといっても1時間程度の短いプログラムですが、多くの方にお運びいただければと思っております。
よろしくお願い致します。 (宮崎恵美子様) (99/08/08)


鈴木雅明 オルガン・リサイタル 

1999年 9月23日(木・祝) 14:00 新潟:新潟市民芸術文化会館 

〔曲目〕 ・ブクステフ−デ/「暁の星のいと美しきかな」、トッカータ ニ短調 
      ・バッハ/「いざ来たれ、異邦人の救い主よ」、前奏曲とフーガ ホ短調 BWV548 ほか
〔料金〕 3000円〜2000円、自由エリア席 1000円
〔問合〕 新潟市民芸術文化会館 TEL:025-224-5521


鈴木秀美 チェロ・リサイタル 「バッハの神髄」〜バッハと私

1999年 9月30日(木) 19:00 大阪:ザ・フェニックスホール

〔曲目〕 ・バッハ/無伴奏チェロ組曲第2番、第4番
      ・ガブリエリ/無伴奏チェロのための7つのリチェルカーレ(全曲)
〔料金〕 4000円
〔問合〕 梶本音楽事務所(大阪) TEL:06-6345-2751


スコラ・カントールム 「栃木[蔵の街]音楽祭」

1999年10月9日(土) 16:00 メインステージ出演
 栃木市文化会館ロビー
 トマス・タリス《エレミアの哀歌》

 連絡先:野中 裕 (のなか ひろし:スコラ・カントールム指揮者) Eメール:h-nonaka@yc4.so-net.ne.jp


鈴木秀美のワークショップ in「レスパス・エラン」

1999年 10月14日(木) 15:00〜21:00 レスパス・エラン:9Fホール(京都)

〔対象曲目〕 バッハ/無伴奏チェロ組曲(6番を除く全曲) 
〔講師〕 鈴木秀美 (ラ・プティット・バンド、バッハ・コレギウム・ジャパン首席チェリスト、
             ベルギー王立音楽院バロックチェロ科教授)
〔料金〕 受講料: 10,000円、聴講料:2,000円(入退場自由)
      詳細はレスパス・エランにお問い合わせ下さい
〔問合〕 レスパス・エラン Tel:075(822)0708
      主催:レスパス・エラン、企画協力:バッハ・コレギウム・ジャパン

21世紀へのバッハを求めて
鈴木秀美 バッハ・チェロ組曲ワークショップ

バッハが作曲してから約100年を経て初めて出版され、
カザルスの『再発見』によって急速に世の中に広まっていったチェロ組曲。
私たちはこの遺産をどのように来世紀へと伝えていくのか。

 カザルス以後、バッハの組曲は居並ぶ巨匠たちによって数多く演奏・録音されてきました。そのうちの多くは、私たちに音楽を愛し、バッハを愛し、またチェロを愛する原動力ともなるような働きをしてきたことでしょう。一方、70年代頃から急速に広まってきたオリジナル楽器による演奏は、それら旧来のバッハの演奏に多くの疑問を投げかけ、そてまでとは全く違ったバッハ像を私たちに提示してきました。以来、演奏や録音、またそれに対する批評の数々は、あたかも世の中に二種類のバッハが存在するかのような印象を与えていると言えます。
 楽器、つまり道具の選択は、表現の第一歩、それも大きな一歩と言えます。しかしその選択は、バッハを演奏する時実際にはどのように影響するのでしょうか。オリジナル楽器を選べば、それで自動的に『オーセンティック』でスタイリッシュな表現が約束されるのでしょうか。またいわゆる『モダン楽器』を選んだなら、時代的様式や舞曲の様式は記憶の片隅に留めるだけでいいのでしょうか。
 音楽家とは、言葉に出来ないほど多くのこと、微細なことを表現するだけでなく、一個人の感情や思惑を超えて、音楽の有るべき姿に向かって道具を使いこなしていく者のはずです。私たちは、楽器に合わせて音楽の方の都合をつけていないでしょうか。今勉強している貴方、教えている貴方、演奏会を間近に控えている貴方。指使いやボウイング、スラーの付け方で迷うことはありませんか。『どうすれば弾けるか』ではなくて、『本当はどうするべきなのだろう』という疑問はお持ちではありませんか。
 多岐にわたる疑問、また理論や実践の方法などをじっくりと考える時間を、チェリストと限らず広く音楽家、また音楽愛好家の間で持つことは、バッハを来世紀に伝承していく私たちにとって必ずや有意義なものとなる、私はそう信じて『ワークショップ』を企画いたしました。楽器の選択も視野に入っているわけですから、当然バロック、モダン、どちらの方でも歓迎です。
 この『ワークショップ』での経験は、必ずしも明日の演奏にすぐ役立つものではないかもしれません。またそうある必要もないでしょう。しかし、普段誰かに聞きたくても聞けなかった事を発表してみる、また時間がなくてゆっくりと試せなかったことや、避けて通っていたことにもう一度目を向ける、そのような時間となり得るのではないでしょうか。各曲の細部や楽器の種類、またその効果の差などについての説明も出来る限りしようと考えています。
 バッハの組曲という最高級の音楽を材料に、実り多き時間を共有できますよう、心より願っております。
 皆様の奮ってのご参加をお待ちいたします。
鈴木秀美

ワークショップ要項
講 師     鈴木秀美(すずき・ひでみ)

講師      1957年神戸生まれ、桐朋学園大学卒業。井上頼豊、安田謙一郎の両氏に師事。
 プロフィール 第48回日本音楽コンクール第1位、第27回海外派遣コンクール特別表彰。
         1986年パリで行われたバロックチェロコンクールでは第1位となった。
         (2位、3位該当者無し)
         〈ラ・プティット・バンド〉〈バッハ・コレギウム・ジャパン〉首席チェロ奏者。
         〈18世紀オーケストラ〉メンバー(1985〜1993年)
         バッハ《無伴奏チェロ組曲》全曲録音(ドイツ・ハルモニアムンディ)で平成7年度文化庁芸術作品賞、
         1998年第36回レコード・アカデミー賞(協奏曲部門)受賞。
         現在、ベルギー王立音楽院(ブリュッセル)バロックチェロ科教授。

日 程     1999年10月14日(木) 午後3時より9時

会 場     レスパス・エラン  9Fホール
         京都市中京区聚楽廻中町40−7 TEL075(822)0708

受講内容   バッハ・無伴奏チェロ組曲 第6番を除く全曲

受講対象者  音楽学校の学生及び在阪オーケストラの方又は同等の技量を持つと思われる方。

受講料     10,000円

聴講料     2,000円(入退場自由)

お申し込み、お問い合わせ:レスパス・エラン
         京都市中京区聚楽廻中町40−7 TEL&FAX 075(822)0708

鈴木秀美 無伴奏チェロの夕べ 〜バッハ&ガブリエッリ〜

1999年 10月15日(金) 19:00 レスパス・エラン(京都) 

〔曲目〕 ・J.S.バッハ/無伴奏組曲 第1番・第5番
      ・ガブリエッリ/無伴奏チェロのための7つのリチェルカーレ
〔料金〕  前売り4300円 当日4500円 
〔問合〕  レスパス・エラン Tel:075(822)0708 
      主催:レスパス・エラン、企画協力:バッハ・コレギウム・ジャパン


室内楽の愉しみ 第2回 〜カンタータのタべ〜

1999年10月17日(日) 18:00開演 カトリック市川教会

〔曲目〕 ・J.S.バッハ/カンタータ第203番 “Amore traditore.”
      ・J.S.バッハ/無伴奏チェロ組曲第2番 d−moll
      ・G.F.へンデル/ヴァイオリンソナタ第5番 A−Dur
      ・G.Ph.テレマン/カンタータ “Liebe,die vom Himmel stammet”
      ・A.スカルラッティ/カンタ−タ “Tra speranza e timore”    他
〔料金〕 全自由席2500円
〔出演〕 バロックヴァイオリン:大西律子
      チェロ:佐藤千鶴子
      チェンパロ:伊藤明子
      バリトン:浦野智行(ゲスト)
〔主催・お問い合わせ〕
      ◇佐藤千鶴子 Tel/Fax:047(371)5364

会場案内:JR本八幡駅北口より徒歩10分
       都営地下鉄新宿線本八幡駅(A5)より徒歩5分
       京成線八幡駅より徒歩8分
       ※お車での御来場はご遠慮ください


アーレント・オルガンで聴くバッハ
今井奈緒子 オルガン・リサイタル

1999年10月28日(木)19:00開演 カザルス・ホール
料金:4,000円(全席自由)

〔プログラム〕
 J.S.バッハ/クラヴィーア練習曲集 第3巻 BWV552/1、669−689、552/2

チケットご予約・お問い合せ:東京インターナショナルアーティスツ(TEL:03-3438-2211)


鈴木雅明 オルガン・リサイタル 「ブクステフーデとバッハ」
 〜「鈴木雅明プロデュース・バッハ・シリーズ」 Vol.7〜

1999年10月30日(土) 19:00開演 盛岡市民文化ホール(小)
料金:S4,000(当日4,500) A3,000(当日3,500) 
お問合せ先:盛岡市文化振興財団 019(621)5100


東京藝術大学 奏楽堂オルガン 研究演奏会

1999年11月6日(土) 18:00開演(17:30開場) 入場無料(要 入場整理券)

〔プログラム〕
 ブクステフーデ:トッカータ ニ短調(BuxWV 155)
   Dietrich Buxtehude (c1637-1707): Toccata d-Moll
 シャイデマン:エコー・トッカータ ト長調
   Heinrich Scheidemann (c1595-1663): Echo Toccata G-Dur
 ノールト:詩編第119編、 詩編第24編
   Anthoni van Noordt (? -1675): Psalm 119 (4 vers.), Psalm 24 (3 vers.)
 ベーム:コラール変奏曲「ただ愛する神の力に委ねる者は」
   Georg Boehm (1661-1733): "Wer nur den lieben Gott laesst walten"
 J. S. バッハ:コラール前奏曲「いざ来たれ、異教徒の救い主よ」(BWV 659)
   Johann Sebastian Bach (1685-1750): "Nun komm der Heiden Heiland"
 J. S. バッハ:前奏曲とフーガ ホ短調(BWV 548)
   Johann Sebastian Bach: Praeludium und Fuge e-Moll
〔出演〕
 お話し  :廣野嗣雄(東京芸術大学オルガン科教授)
 オルガン:鈴木雅明(東京芸術大学古楽科助教授)
       (使用楽器:マルク・ガルニエ製作、1999年)
〔主催〕   東京芸術大学音楽学部古楽科・オルガン科・楽理科
〔お問合せ〕東京芸術大学音楽学部楽理科教官室
        〒110-8714 台東区上野公園12-8 Tel. 03-5685-7698
 *入場整理券ご希望の方は、住所を明記し、80円切手を貼った返信用封筒
  上記教官室宛にお送りください。(〆切:10月30日必着、先着150名
 *BCJ賛助会員の皆様には、この公演の入場券を差し上げる予定とのことです。(BCJ事務局より)


仙台バロックアンサンブル演奏会 “JESU, MEINE FREUDE”

1999年11月28日(日) 午後4時開演 
仙台白百合学園ロザリオのマリア聖堂 (仙台市泉区紫山1-2-1)

〔出演〕 指揮・パイプオルガン:鈴木雅明、声楽:仙台バロックアンサンブル、オルガン:能登伊津子
〔曲目〕 声楽とオルガン
       ・J.S.バッハ/モテット「イエス、わが喜びよ」 BWV 227
       ・H.シュッツ/音楽による葬送 SWV 279,281
      パイプオルガン独奏
       ・D.ブクステフーデ/トッカータ ニ短調 BuxWV 155
       ・J.S.バッハ/前奏曲とフーガホ短調 BWV 548
                「イエス、わが喜びよ」 BWV 610,753
〔料金〕 前売 3,000円、当日 3,500円
〔問合〕 仙台コンサートソサエティ(TEL:022-264-3074)
      こちら(高橋治彦さん)へのメールでもチケットを送っていただけるそうです!
      チケット郵送希望の場合の申込先:TEL 090-2605-8787[佐藤久子(午前9時〜午後9時)]
      仙台のヤマハ、カワイ、サンリツ、ビブレ、アムス西武、藤崎、三越、十字屋の各プレイガイドでも発売中!
〔主催〕 仙台バロックアンサンブル
〔協賛〕 仙台鈴木雅明後援会

*仙台白百合学園、ロザリオのマリア聖堂へのアクセス
  ◎地下鉄泉中央駅より市営バス乗車
  ◎車で・・・JR仙台駅より30分、地下鉄泉中央駅より15分、泉I.C.より10分 (キャンパス内に駐車場あり)

 
仙台バロックアンサンブル

 声楽家の鈴木優子(ソプラノ:尚絅女学院教諭)を中心として1993年に結成。ドイツを中心とするバロック時代の声楽曲をレパートリーとしている。93年12月に在神奈川のバロック楽器奏者グループ「プロムジクス神奈川」との共演で、ブクステフーデ、シュッツのカンタータなどを横浜、藤沢で演奏。94年からは、毎年仙台市主催のクリスマス・ファミリーコンサートに企画段階から参加し、バイオリンの森下幸治氏らとの共演で、バロック期のクリスマス合唱曲、賛美歌などを演奏。97年11月には鈴木雅明、米良美一らとブクステフーデの「我らがイエスの四肢」を演奏。メンバーの一人、ソプラノの鈴木美紀子は現在ヨーロッパ各地の演奏会に於いてソリストとして活躍する一方、CD録音にも参加している。また、ソプラノの高橋絵里はオランダの王立アムステルダム音楽院に留学中。 

東京アカデミッシュカペレ 第18回演奏会 

1999年 11月28日(日) 東京:Bunkamura オーチャードホール14:00開演
 
〔出演〕東京アカデミッシュカペレ(オーケストラ&合唱団:アマチュア)
     末廣 誠(指揮)、菅 英三子(S)、大国 和子(A)、佐藤 淳一(T)、浦野智行(B)
〔曲目〕R.シュトラウス/交響詩「ツァラトゥストラはかく語りき」
     W.A.モーツァルト/レクイエム
〔料金〕 S:2500円、A:2000円、自由席(3階席):1500円
〔問合〕 東京アカデミッシュカペレ事務局(Tel:090-4001-6084)
      Bunkamura チケットセンター(Tel:03-3477-9999)
      チケットぴあ(自由席のみ扱い、Tel:03-5237-9999)


第15回 神戸松蔭クリスマスチャリテイーコンサート (ensemble vox humana)
 
1999年 12月21日(火) 18:30〜 神戸松蔭女子大学チャペル
 
〔出演〕梅村憲子(聖歌隊指揮)、 鈴木雅明(vox humana指揮)
    長谷川美保 上野静江(オルガン)
    神戸松蔭女子大学聖歌隊、ensemble vox humana
〔曲目〕モーツァルト:ミサ ブレヴィスD-Dur K194 (聖歌隊)
     フィッシャー:Nun komm der Heiden Heiland によるミサ曲より (vox humana)
     ダカン:ノエル(オルガン)
     クリスマスキャロル 他
〔料金〕一般2000円 中学生以下1000円
〔問合〕神戸女子学院大学宗教センター TEL:078-882-6124、チケットぴあ(一般のみ)

*楽しいコンサートになると思います!
 ちなみに vox humana は今年の神戸ルミナリエのBGMを担当しています。
 CDが会場で発売されています。(ensemble vox humana:宮崎恵美子様)(99/12/15)

*上記のヴォックス・フマーナによる神戸ルミナリエのBGMについて、緋田吉也様よりお便りを
  いただきましたのでご紹介させていただきます。

『神戸ルミナリエ』阪神大震災の年に始まり今年で5回目を迎えます。元町から三宮方向へ旧居留地が「光の廻廊」で彩られます。その会場で流れる音楽のコーラスを今年は松蔭チャペルヴォックス・フマーナがレコーディングしました。作曲された上田さんは長野オリンピックの開会式の音楽を担当された方です。CDも会場で販売されています。松蔭にも若干置いております。
今では神戸の冬のイベントとして定着した感のあるルミナリエですが、震災のあった95年はBCJのカンタータのレコーディングが始まった年でもあり、家族で観に行ったときにはしみじみと感動したおぼえがあります。神戸の人々にとってルミナリエは今も鎮魂と平和への祈りの象徴なのです。松蔭のコンサートの帰りにどうぞお出かけください。」
(緋田吉也様)(99/12/17)

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