はじめに
・カズーは楽器と呼んでよいか?永遠の謎である。だって要は声を震わせるだけなんだから。
・古くは(といっても今時カズーを使った曲なんてほとんどないけど)やっぱり戦前モノのブルースなんかで使われているし、ビッグバンドのスイングジャズにみたいな曲でも使われることもある由緒正しい楽器なのだ。
・ちなみにカズーは楽器屋さんで買える。500円ぐらいだから、売ってる楽器屋さんを見つけたらこんなの見て作るより買った方が早いかもしれないね。
Kazoo/as a industorial product
1 材料の購入
・と、大げさに書いてみたモノの大したものは要らない。ちなみに僕が買ったのは両面テープぐらい。他のものは家にありました。
・必要なものは以下の通り。
パイプ状のもの
直径15から20ミリぐらいで長さ10から20センチぐらいの円筒形のもの。中空であること。トイレットペーパーの芯でもいいけど、口を付けるものだから多分ちょっと抵抗があると思う。僕はホースの切れ端を使いました。
ビニール袋
シャリシャリゆうやつ。セロファンとかでもいいと思う。
両面テープ
道具としてはカッターナイフぐらいかな。
2 作り方
・ホースの片方の端から3センチぐらいのところに1センチ角ぐらいの穴を開ける。
・穴を開けた側の端に両面テープを巻き付け、ホースの口を閉じるようにビニール袋をくっつける。
・ビニールの部分を少し押して、若干のたるみを作ってあげる。
・できあがり。
Kazoo/by hand made
3 使い方
・開けた穴に口を付け、「ウー」って声を出してみよう。「ヴー」って聞こえるでしょう。
・カズーの上手下手は歌のうまさに比例します。音痴の人は難しいかもしれない。
・低めの音ではサキソフォンに似た音が、ファルセットを使った高い音ではミュートしたトランペットに似た音が出るはず。うまく吹くためには、自分が「サキソフォニスト」または「トランペッター」であると信じること。その気になって吹くことが大切。
try the sound of Kazoo
"Dallas Rag" by Boogie Woogie
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