はじめに
・ウォッシュボード(Washboard)とは、洗濯板のこと。とはいっても、日本の木製のものではなくこすり板がブリキになっている洋モノを使用する。これを擦ったり叩いたりして音を出す。
・ためのある4ビートによく似合うので戦前の録音には素敵な演奏がたくさんある。最近でも、ウォッシュボードのこすり板部分だけを首から掛けるラブボード(rubboard)がザディコでよく使われているのはご存知のとおり。
・ウォッシュボード関係のサイトは結構多い。まずは"WASHBOARDS INTERNATIONAL"のリンク集から。
カスタマイズ
・まずはウォッシュボードを手に入れる必要がある。資金力があれば、ちょっといってくるといってアメリカの雑貨屋さんで購入することも可能だが、残念ながらたまたま海外に行く用事に(人に)あわせて購入するというのが一般的。色々とサイズ種類があるので、あらかじめメーカー(オハイオ州の"Columbus Washboard Co"が有名)に問い合わせておくのも手かもしれない。
products by "Columbus Washboard co."
・さて、首尾よくウォッシュボードを手に入れた。すぐに試してみたい気持ちは重々承知しているが、いきなり素手で擦り始めてはいけない。最初にしなければならないのは、手を守ることである。素手でブリキに立ち向かえるほどヒトが丈夫ではないことを怨もう。一般的には、バンジョーの爪(真鍮製)を両手の指にはめるか、金物を手に持ってそれで擦るという方法が一般的。
・次には、鳴り物を付けたくなってくるはずだ。取り合えず身の回りの鍋、缶 etc..大きな音がしそうなものをボルトで留めてしまおう。
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レコードプレーヤーのターンテーブルとカウベルを取り付けた例(Washboard Sam)
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・デコレーションも重要。電飾をつける猛者もいるが。そこまでできないという方でもせめてペンキで色を塗ってあげよう。なぜか極彩色が似合うような気がする。
・できれば、共鳴箱を作りたいたいものだ。かなり音が豊かになる(ような気がする)。ストラップを取り付ければランドセルにもなるぞ。
boogie woogie's washboard
try the sound of our washboard
"little green slippers" by Boogie Woogie
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