指宿にて

指宿について宿を探して宿の人に「長崎鼻に行きたい」と言ったらバスもないと言われ、泣く泣く自転車を借り砂蒸し風呂へ向かう、そしてせめて夕日の見えるところへ行きたくなって近くの一番高いところへ自転車で向かう、急な坂なので何度もあきらめかけたが、なんとか一番高いところに着いた。この時は汗びっしょりのクタクタだった。でも良い夕日が見れた。帰りは下り坂なのでなのでラクチンだった。
宿に帰るとずいぶん人が増えていて全員で、十人位いた。その夜同室の人たちと少し酒を飲み12時位までしゃべっていた。
次の日少し早めに出発しバスで港まで行き船で根占港に入いった。「さてこれからどうすっかなー」など思いヒッチハイクの準備をして「佐多岬に行こう」と思い岬に通じる道まで歩きそこで2度目のヒッチハイクを始めた、今日はノートに「佐多岬」と書いてみた。
30分位しておじさんが止まってくれた。「どこまで?」「佐多岬まで」(書いてるのになー)「佐多の役場までで良いか?」「お願いします。」車の中はクーラーが効いていて快適だったが、すぐに役場に着いてしまった。おじさんに礼を言い、岬方面に歩き出した。
今度乗せてもらったのは軽トラのおじいさんだった、「佐多岬までお願いします」と言うと「入り口まで送ってやる」と親切な人で話好きらしく私の話よりおじいさんの話の方が多かった。おじいさんは漁師をやっていて自慢の息子さんがいるらしい。結構距離があったんだが話をしてたらいつの間にか着いてしまった。

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