ドイツ人と知り合うが・・・

風呂から戻り散歩に出かけようとすると、玄関に一人の外国人がいた。
同じ宿に泊まってるので勇気を出して話しかけてみると、少しだけ日本語が出来るらしく助かったが、意志を伝えるために単語を並べるが、如何せん英語が私の一番苦手教科がなので、ボディーランゲージも必要だった。
それで分かった事は、名はウェーバー、ドイツから来た大学生で、ドイツ語と英語とフランス語を話せ、日本語もちょっとわかるらしい、そして日本を3ヶ月間かけて観光するそうだ(たぶん・・・)ウェーバー曰く、日本は全てが高いと文句を言っていた。
節約の為か、夕食はパンとツナ缶を海の見える所で食べるというので、私も付き合う事にした、こんな機会は滅多にないし、その方が安いしね。
そこでがんばって会話したら、あまり日本の祭りを見てないらしく、せっかくだから一緒に行く事にした。
やはり基本は夜店だと思うので、行ってみるとお好み焼きに興味を示して「これはなんだ?」と聞いてくるが、パンを作る粉(小麦粉)と野菜をまぜて焼いてソースをかけた物としか答えられなかった(英語は苦手なんだよう)
それから、ベビーカステラ(これも苦労した)を食べてたら花火が始まった、花火を見ながら宿に戻った。
ウェーバーは風呂に入って寝るというのでそこで別れて、私は再び祭りに向かった。

 <目次> <前のページ> <次のページ>
橋の上で全力疾走する「きりこ」、
しかも橋が揺れるのでブレてしまった。