◆健康状態(症状)から選ぶお薬の種類◆

※鼻炎薬

●鼻炎、副鼻腔炎、蓄膿症のときに

※慢性的で鼻づまり、頭重感がひどいとき

・生薬系抗炎症剤としてカンゾウ、シンイ、ショウキョウなどを配合したもの

※鼻水がひどく、鼻腔が熱っぽいとき

・消炎酵素剤として塩化リゾチームを配合したもの

・血管収縮剤として塩酸プソイドエフェドリンなどを配合したもの

・抗炎症剤としてグリチルリチン酸二カリウムなどを配合したもの

・抗ヒスタミン剤としてマレイン酸クロルフェニラミンなどを配合したもの

●(花粉症などの)アレルギー性鼻炎のときに

※持続的効果(A+B+C+D)

A。抗ヒスタミン剤としてマレイン酸カルビノキサミン、マレイン酸クロルフェニラミン、塩酸ジフェニルピラリンなどを配合したもの

B。腺分泌抑制剤としてベラドンナアルカロイドなどを配合したもの

C。抗炎症・消炎酵素剤として塩化リゾチーム、セラペプターゼなどを配合したもの

D。血管収縮剤として塩化フェニレフリンなどを配合したもの

※速効的効果(A+B+C)

A。抗ヒスタミン剤としてマレイン酸クロルフェニラミンなどを配合したもの

B。血管収縮剤として塩酸プソイドエフェドリンなどを配合したもの

C。中枢神経興奮剤として無水カフェインなどを配合したもの

※アレルギーによる症状の改善に

・抗ヒスタミン剤としてメキタジンなどを配合したもの

●鼻づまりに(点鼻薬)

A。抗ヒスタミン剤としてマレイン酸クロルフェニラミンなどを配合したもの

B。血管収縮剤として塩酸フェニレフリン、塩酸ナファゾリン、塩酸テトラヒドロゾリンなどを配合したもの

C。消毒剤として塩化ベンザルコニウムなどを配合したもの

D。抗炎症剤としてグリチルリチン酸二カリウムなどを配合したもの

※炎症がつよいとき

・抗炎症剤としてグリチルリチン酸二カリウムなどを配合したもの

※痛みやかゆみがあるとき

・局所麻酔剤としてリドカインなどを配合したもの

※アレルギー性鼻炎のとき

・抗アレルギー剤としてクロモグリク酸ナトリウムなどを配合したもの

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