*往路の結果をみる前に書いています。
エントリー変更までみこしていませんので、その点はご了承ください。
山下り。急カーブを下るために、脚にはすごい負担がかかるので、強いランナーでなければ走れない区間です。下りきってからのフラットなところが上り坂のように感じられるそうです。大東大の金子くんは、この区間を3位、4位、1位ときていますから、まさに6区のスペシャリスト。今年も、金子くんの走りには要注目です。28分台は金子くんだけど、あとのランナーは、29分30秒を越えます。ということは、中大の野村俊輔くんには、金子くんに続く走りを期待します。
寒かった箱根の山から、どんな状態で7区に襷がわたっているのでしょうか。駒大はここで、揖斐くんです。順位にかかわらず、ここで勝負を決めようというオーダーなのでしょうか。1万のタイムは、揖斐くんが28分台。次いで、大東大の佐々木くん(29分20秒)、1ヵ月前に自己新をマークした中大の岡本くん(29分24秒)、亜細亜大の野呂くん(29分26秒)、帝京の清野くん(29分28秒)、神大の竜田くん(29分33秒)です。もちろん1万の記録がすべてではないですが、岡本くんも十分狙える区間だと思います。
もうここまでくると、どこの大学がどんなふうにきているか想像できません。でも、7区、8区といった「地味」な区間にどんな選手をおけるかが各大学の「層」なのかもしれません。1年生のエントリーが多いのもこの区間です。ということで注目は、駒大の太田くん(29分05秒)と中央の家高くん(30分26秒)。ともに佐久長聖時代は、都大路で活躍した二人です。今度はライバルとして頑張ってほしいです。でもやはりタイムは他のメンバーを含めて太田くんが1歩リードという感じです。
復路のエース区間(準エース区間なのか不明)。ここ3年、順大と駒大がトップ争いをしています。さて、今年はどんな「激戦」がみられるのか、それとも「独走」がみられるのでしょうか。ここは、ケガ(肉離れ)で、2区を走らなかった順大の岩水くんが28分26秒。駒大の高橋くん、大東大の山脇くん、神大の相馬くん、山学大の高見澤くんに注目です。かなり個人的ですが、大東大の山脇くん、頑張ってほしいです。中大は、ここは、原田くんではという情報が流れていますが、どうなんでしょう?荒巻くん、原田くん、どちらがきても頑張ってほしいです。
9区までの熾烈な戦いを総まとめの区間です。4年生のエントリーが多いというのも特徴かもしれません。箱根の総決算と同時に自身の大学での陸上の集大成になるのかもしれません。
中大の杉山くんの最後の走りに大注目しています。中大でただ1人の4年生からのエントリーですから。