お目当ての5000は16時15分だから、時間はたっぷりある。フィールドでは男子三段跳びと棒高跳びをしていた。棒高跳びをみてみようとメインスタンドの反対側(どう呼ぶか知らない)へ行った。本田技研の応援HPでいつもお世話になっているのりぃけさんもたしか観戦ときいていたので、メールで連絡をとりながら、合流した。スタンドに入ると、案外、合流しにくいものだと思った。たしか神戸ユニバ記念競技場は、スタンドのブロックがすぐわかるようになっていたので、「○の○番」といえばすぐに待ち合わせができた。国立競技場、ちょっと不親切やと思う。
至近で観る棒高跳びは、なかなかの感動だった。というか「何だ、この競技は?」。棒がびゅんとしなって、人間が持ち上がって、バーを越えて落ちていく。誰だこんな競技を考えたのは。と思ったけど、間近で観る競技の迫力は違った。選手の助走からの一連の動き、それぞれに力を感じた。
跳躍を待つ選手のイメージトレーニングの様子を見て、スキーのジャンプの選手のトレーニングを思い出した。コーチが身体を支えて、飛んでいるときの姿勢をチェックしているのだろうけど、実際は何十メートルも上でのこと。あのイメトレは遊んでいるようにみえるけど、コーチとの信頼関係を感じてしまう。陸上も助走、踏み切り、跳躍とイメージは大切なのだろう。もう何千回と跳躍している人たちなのに、そんなこと必要あるのか思ってしまうが、それは素人考えなのであろう。トップレベルのアスリートほど、イメージトレーニングは大切なのだと思う。
競技のほうは、日本記録保持者の横山学選手が、ここ一番、きめるとこきめて優勝。印象的だったのは、日体大の有木選手(だったと思うけど、自信なし。間違ってたらごめんなさい。)、茶髪でサングラスかけてかっこよかった。棒高跳び界の徳本選手とよぶことにする。(なんで徳本選手が2度もでてくる?それにしても選手名があってるかどうかが心配。)棒高跳びの競技中に、同じく本田ファンの姫さんと再会。姫さんは群馬(だったかな)から来られていて、家を8時半に出たというから、私とかわらないねぇ、などと話していた。やはり新幹線はすごい。
棒高跳びが終わって、アップ中の選手が見れるかもというところへ、のりぃけさんに案内してもらった。国立初心者には、こういうことはわからない。そうしているうちに、池谷選手が歩いているのを目撃。池谷選手、かっこよすぎ。