W 観戦 (男子5000 その1)

 男子5000が始まる前に、午前中、デュアスロン参戦のガヤさんとぬまっちさんと合流。ぬまっちさんは、昨日も観戦らしく、お宝写真をいっぱい見せてもらった。そういえばぬまっちさんは、箱根駅伝で池上選手(C大)の激走写真も撮られていた。ぬまっちさん、写真、うまい!
その間、女子1500、女子400Hをやっていた。1500はグローバリーの田村育子選手が1位で、2位が早狩美紀選手。グローバリーは、たしかワコールの元監督が指導されていたように思う。真木和さんも所属されている。(記憶がたしかでないのですが。)野口みずき選手も所属する勢いのあるチームという印象がある。400Hとなると、はじめて聞く名前ばかりになる。高校生の江口選手が3位に入っていた。
 フルマラソンを偏重する風潮のなかで、もっとトラック競技にも目をむけてほしいというようなことを言いつつ、自分では5000とか1万の長距離にしか目をむけてないなと改めて思う。
 そうしているうちに場内から「わぁ〜」という歓声。フィールドで女子走り幅跳びで日本新記録が出たらしく、競技場の空気が変わった。花岡麻帆選手(office24)が6m82、そしてまもなく池田久美子選手(福島大)が6m78、日本記録が相次いででただけでなく、世界標準Bだけでなく、Aもクリアしたという。競技場全体が、興奮している様子だった。(といってもメインスタンドのところが中心でした。観客、少ないですからね。)
 そうしているうちにだんだんと16時15分が近づいてきた。わたしはこの瞬間のために国立までやってきたのだから。席を第2コーナーと3コーナーのあいだくらいのところ(250メートルくらいのとこかな?)に、ガヤさんと移動して、のりぃけさんとわかれる。この場所は、兵庫でも観ていたところで、スタート、ゴールには離れているけれど、トラックとスタンドがすごく近くなっているところなので、選手を間近で観ることができるので、わたしにとってのベストの場所。兵庫でも板山学選手(日清、中大出身)を応援したら、目線バチバチと返してもらった縁起のいい場所だ。写真を撮りにと離れていたぬまっちさんとも合流して、スタートを待つ。
 さて、選手紹介。ドキドキ、小嶋大輔選手は出られるのか、、、、。選手が紹介されて、ひとりひとりに拍手をして、本田技研の選手にはちょっと大きめの拍手をして待つ。そして最後に、小嶋大輔さんのお名前が呼ばれ、ビジョンにしっかりお姿が、、、。あぁ、よかった、よかった。さっきは、競技場へ入るまでのドキドキだけで、ここまできた甲斐があると思ったものの、やっぱりお目当ての選手が欠場でなくてよかった。1週前のGGN欠場だから覚悟していたけど、でもほんとに欠場だったら、ショックだったと思う。だから小嶋大輔選手がスタートラインにいらっしゃるだけで、もう十分。このとき改めて東京まできてよかったと思う。
 14人のエントリーのうち、欠場は3人。カネボウと本田技研が3人ずつ。そして1万とのダブルエントリーはエメレ、瀬戸、入船、市之瀬、池谷、カギカ(選手、略)で、エッって感じ。5000って、長距離の選手にとってどういう種目なんだろうと思う。欠場者のなかに、山陽特殊製鋼の大川久之選手が入ってて、ちょっと残念。大川選手のHPは以前、よく寄っていたし、1年前だったかのお正月のニューイヤー駅伝で一区の区間賞もとられていたということもあって、結構、注目していたので、残念だ。
 今回のレースの展望は、外国人選手の流れに日本人選手がのって、だれが世界選手権の標準記録を突破するかということになる。A標準が、13分25秒、B標準が13分32秒。A標準を突破しているのは今回エントリーはしていない高岡選手(カネボウ)、参加選手のなかでのB標準突破は、池谷選手(本田技研、00年8月 25秒72)、松長選手(中電工、31秒51)。 今年に入ってからの記録は、高岡選手が38秒87、野田選手(本田技研)が44秒11、入船選手(カネボウ)が45秒17、池谷選手(本田技研)が46秒22、瀬戸選手(カネボウ)が46秒66。標準記録突破のためには、積極的に外国人選手のつくる流れにのっていけるかというのが、概ねの展望である。
 さて、わたしのお目当ての小嶋大輔選手の4月からの記録は、4月29日織田記念14分00秒47、5月3日静岡国際14分18秒52、5月20日東日本実業団13分56秒64.。なんといっても前週のゴールデンゲイムズを欠場しているのが気になっていた。

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