はじめに
なぜ3000障害だけを取り上げるのかということを、まず説明しておきます。
わたしは、ときどき近所の「北堀公園」という桃山城のお堀がある公園でランニングしています。
1周1キロちょっとのコースですが、木がたくさんあって、ちょっとした森林浴気分になれるし、四季おりおりいろいろな花が咲いていて、わたしは結構、気に入っているのです。
そこで、たまに近くの京都府立桃山高校の陸上部の生徒さんが練習しているところに遭遇します。
去年の秋、神戸ユニバに近畿の1年、2年の競技会だったかを観にいったときに、5000メートルに桃山高校の生徒さんが出てるってことで、一気に注目しました。
河原井くんの5000の記録はたしか15分台で、そのとき「もしかしたら15分切りができる」というペースでレースがすすんでいたので、声には出さないけど、「頑張れー、頑張れー」と一生懸命に応援していました。
そしたら、見事、14分台。
わたしなど、なんの関係もないのに、思いっきり拍手して、ガッツポーズしてしまいました。
記録はこちらから
そういうご縁で、桃高の河原井くんを知ったのですが、その後、いろいろと調べていくと3000障害を得意としていること、中学時代は野球部で陸上を始めてまだ間がないことなどがわかりました。
そのときは、のちのち河原井くんが、全国優勝を狙うような選手だとは、思っていませんでした。
インターハイ
京都インターハイの結果は、わかりません。
兵庫県の記録は、ネットでわりと早くアップされるので、つかみやすいのですが、京都のほうは情報がどうなっているのかつかみきれていないからです。
近畿インターハイ
レース経過&結果 近畿
滋賀の皇子山陸上競技場へ観戦に行きました。
報徳や西脇工業のユニホームが幅をきかすなかで、水色のランパンの河原井くん、単独で大活躍です。
3000障害についてちょっと知っている人なら、河原井くんのことはよーくご存じでしょうけど、あんまり知らない人にとっては、「あれは誰だ」という感じではなかったでしょうか。
貫禄の近畿での優勝でした。
日本ジュニア
レース経過&結果 日本ジュニア
6月の日本ジュニアは、大学生とそれから3000障害が強い愛知の豊川工業の選手もエントリーしています。1位は中大の森宗くん(昨年のインターハイ3位・日本人2位)についで2位、位置取りといいクレバーなレース展開が印象的でした。
近畿インターハイ、日本ジュニアと自己記録をどんどんと更新、日本ジュニアの走りができれば、もうあとは全国優勝しかありません。
島根 インターハイ
各地区の予選結果をみると、だいたいの決勝の相手というのがみえてきます。
9分一桁の選手は、
北関東 阿久津くん(長崎インターハイ2位・日本人1位)
東海 天木くん(長崎インターハイ5位・日本人4位)、、篠塚くん、小柳津くん、青田くん、中村くん
近畿 河原井くん、谷口くん
となりますが、決勝はもう少し広い範囲での戦いになりました。16人?18人だったかな?