はじめに

 日体大の記録会を新幹線代を使ってまで観戦しようと思ったかというと、単純に「旅行券をもらったから」です。今年、仕事をもらっている会社で勤続10年の記念品として2万5千円分の旅行券が支給されることがわかっていたので、秋に関東の競技会を観戦しようと、考えていました。
 まず、9月の鴻巣ナイター。本田技研の小嶋大輔さんが出られるので、候補にあげたのですが、どんなに頑張っても、その日の新幹線に乗るのは無理でボツ。11月11日の東日本実業団駅伝は、仕事が目一杯でダメということで、結局、中央大学の選手のエントリーがある日体大記録会の観戦となりました。幸いにも仕事が落ち着いているし、11月は自分でも頑張ったし、12月もまた年末供給があって忙しいし、こういうときに思いっきり贅沢をしておいて、残り1ヵ月頑張ろう!という自分へのエールもあります。
 記録会観戦に関しては、中央大学の応援HPを開設されている、たかさんに随分と情報を提供していただいたから実現したようなもので、ネットの恩恵を随分と享受することになりました。
 それでもなぜ、わざわざ東京まで?(すみません、関西人にとっては、関東=東京なんです)と思われるでしょう。わたしをこの記録会観戦に駆り出したものは、もちろん中央大学の選手の応援というのがメインですが、エントリーをみると実業団の選手もたくさんエントリーしていて、とくに最終17組は、富士通、カネボウ、日清、中国電力、アラコのトップクラスの選手のエントリー情報をみて、大学生と実業団の選手が総勢40人ほどで走るレースを見逃すわけにいかない、ということがおおきな動機になりました。

 さて、日本体育大学長距離競技会(以下、記録会)の概要をプログラムより説明します。
 今回のは第136回(年に何回か開催されているのでしょうか?)、主催は日体大の陸上競技部、運営協力が関東学生陸上競技連盟です。会場は日体大の健志台(けんしだい)陸上競技場です。
 健志台というのは、新横浜から在来線と東急に乗って、そのあとバスに乗ってということで、新横浜から小1時間くらいのところです。健志台へ行くということを、東京の人に言うと「マニアックなところへいくね」と言われたのですが、もともと全然、知らないので、よくわかりませんでした。関西でいうとどんな感じなんでしょうね。神戸のユニバ記念競技場へ行くような感じなんでしょうか? よくわかりません。
 記録会は1日と2日で1日目は1万メートル、2日目は5000メートルです。
 1万メートルは8時半が第1組で、そのあと50分ごと、、第3組からは40分ごとで、17組まであります。(ただ、10組以降は、16、17、、、、、11組という順になります。)1組に多い組で60人、少なくても40人くらいの選手が走ります。ほとんどが大学生で、高校生が全体で数名、実業団選手はもう少し多くなります。
 実はそういうこともあまりよくわからずに行ったというのが正直なところで、行ってみてわかったということはたくさんありました。
 それでは、いつものごとく移動のドタバタから観戦のドタバタまで書きたいと思います。

白門花子 in Kenshidai

*白門(はくもん)というのは、東京大学の「朱門」に対して中央大学は「白」ということらしい。
 Kenshidai (健志台)は日体大のグランドがある場所

計画性のないワタシ

 今回もまた、計画性のないわたしの行動を露呈させてしまいました。心のなかでは、お昼頃に着いてそのあと観戦、と思っているのですが、それが「行動」に移せてないんです。新幹線の指定券をとれば、それに合わせて、いろいろなことが決められるのに、結局、当日の朝に乗れる新幹線に乗るということになってしまいました。こんなことで落ち込む必要はないのかもしれないけれど、いかにも自分らしくて、ちょっとイヤになりました。
 でも幸いにも乗ろうと思っていた9時43分ののぞみに乗車することができて、ホッ。乗車できてしまうから、またまた計画性をもたないのかもしれません。痛い目にあうと変わるんでしょうけど。

日体大記録会index
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