日帰りなので、基本的には自分の身体だけ行けばいいようなものですが、陸上観戦にはそれなりの準備をしておいたほうがいいことがあります。
まず、この時期ですから「寒さ」対策です。長時間、野外にいるのですから、気温がだんだんと下がってきて体感温度はどんどん下がってきます。今年4月末に神戸に兵庫リレーカーニバルを観にいったときも、陽が落ちると寒くて寒くて震え上がっていました。6月の日本選手権も、厚着をしたつもりで丁度いいくらいでした。
重ね着ができるようにして、長袖ポロシャツとかさばるベンチコートを持参することにして、手袋、カイロを用意しました。結果的には、この大仰な準備で丁度いいくらいでした。
もうひとつの準備は、資料です。といってもインターネットのページを印刷するだけなんですけど。
まず、日体大のHPで、各組のエントリー選手のページと健志台への行き方を、たかさんの中大応援ページで、掲示板にあった中大選手のエントリー組と選手の記録ランキングのページを印刷しました。選手の自己記録のデータは応援のときに随分と役にたちました。「このままいけば自己新!」という応援ができましたから。
走るという単純なスポーツだけに、選手のことをいろいろ知っておくと、観戦も楽しいものです。あらためて、このようなデータを蓄積されている方々に感謝です。
前日にあれこれ準備をして、いよいよ出発です。
9時43分ののぞみの指定席はあっさりととれました。窓際の席で3人がけにわたしだけ。土曜日の午前というのは、こんなものなのでしょうか。平日のこの時間だったら、ビジネスマンでいっぱいです。東京出張のときに、「日本はやっぱり男社会や」と痛感させられます。
乗車前に売店で昼食を買いました。いろいろ考えて、さんざん迷って結局、おにぎりに。こんなことだったら、家で作ってくればよかったかなと。400円ほどケチっても仕方ないけど。昼食をケチっても新幹線の中では必ずコーヒー飲むし、なんか出費の仕方に矛盾があるよなと。そもそも新幹線代を使って競技会を観にいくことに、矛盾がないともいえないし。
2時間後に新横浜について、そこから八王子行きに乗って長津田というところへ。乗り換えはスムーズにできました。そして長津田から青葉台まで。券売機でちょっと悩んだのは、料金がいくらかわからないから。関西では、Jスルーとスルっと関西のカードがあれば、たいていのところは行けるので、そもそも料金表を見る機会がないのと、やっぱり知らないところだから。で、料金は110円!安〜って感じ。関西では私鉄は150円出さないと、乗れない。
長津田から青葉台へ行くのに、ちょっと躊躇したのは、上りと下り、どちらに乗っていいかわからなかったことです。渋谷行きに乗ればよかったのですが、知らないところへ行く時は、駅名だけでなく、方向を確認しとかなければなりません。
青葉台へは5分ほどで着いて、そこからバス。4番乗り場に「日体大」とドカーンと行き先を書いたバスが発車寸前で飛び乗る。料金前払い(京都は後払い)で、210円がなかなかでてこなくて、時間をとってしまいました。バスには選手らしき大学生が6人ほど。彼らについていけば、グランドにいけるなと確信しました。ところで、バスの座席もちょっとびっくりでした。横1列がぜーんぶ座席です。関西ではみないなぁ。
日体大について人の流れに沿って歩いていくと、グランドが見えました。観戦にあたっていろいろと教えてくださった、たかさんに電話を入れると、すぐ後ろにいらしゃって、無事に合流できました。
試合は6組まで終了していました。プログラムを買って(これもたかさんのアドバイス)、さて、観戦のはじまりです。