*レース全体を見るということをしていませんので、かなり偏った経過になります。
最初は66秒、そのあと記録していたところまで書くと、69、67、69、70、70、67、69、68、68、70、67、71、69、68、68、68、68、66、67、となります。(途中に記入もれもあります。でもここまでメモしたのなら、最後まで書いておくべきでした。)キロごとも、これまた途中までですが、2分50秒、2分52秒、2分51秒、2分52秒、2分53秒、2分53秒、2分53秒でした。2分53秒でいくと、28分50秒になるので、1位のタイムが25秒59ということは、残り3周のところで相当、レースは動いたのではと思います。
レースは予想?通り、実業団の選手が先頭を引っ張るという形で進みました。三代さんがぐーっと出てこられたり、アラコの前田さん(京産大出身)がめちゃくちゃ長い足で大きなストライドで前に出てこられたときの力強さに、来年のニューイヤー駅伝でのアラコ旋風を予感させられました。
さきほども書きましたが、すごい選手ばかりで、おひとりおひとりをじっくり見たいのですが、そういう余裕はなく、たまに先頭の選手を確認するのが精一杯で、視線の90%は野村くんと池上くんに向けていました。
野村くんは、最初は集団の前のほうを走ってられましたが、一緒に観戦していた、たかさんは「調子悪いのかなぁ」という印象で、確かになんというか散漫な(集中できていない)感じはしていました。中盤くらいからかなり遅れ、途中で姿が見えなくなり、棄権されたようでした。「もしかしてケガ?」という不安をもちつつ、レースを観ていました。
レース全体が速いペースですすんでいくので、見た目でかなり遅れていても、タイムはそれほど悪くないということがあります。これが「記録会」というものなのだと改めて認識して、レースを観ました。
池上くんは、レース中盤からは集団の後ろのほうでした。後半は駒大の揖斐くんと競っている絵で、これをどう表現すればいいのか、、、、
残り3周くらいになると、さらにレースが動いてくるというか、グランド全体が騒々しさと緊張感でいっぱいになります。ラスト1周で先頭にたったのは、関東学院大の尾田くんでした。尾田くんは、野村くんと同じ大牟田高校の同級生で、野村君のHPでもMy
friendとして紹介されているので、よく知っていました。どちらかというと愛らしい系の顔で、2コーナーから3コーナーのところで先頭にたったときには、「尾田く〜ん」という感じ。(意味不明ですね、この組の大学生ってわりと男っぽいイメージの選手が多いなかで、尾田くんって、ちょっと違う感じというか、別にかわいい系だから先頭にたったら意外というのもヘンなんですけど、たくさんのランナーのなかから抜け出した尾田くんをみて、「すご〜い」と思わざるをえませんでした。)
尾田くんスパートに酔っていたら、3コーナーを曲がるあたりですぅっと当たり前のように出てこられたのが、法政の徳本くん。やっぱり強いよ。徳本くんの場合は強くて当たり前と思ってしまうのでしょうか。でも強い。
あっという間に尾田くんを引き離して28分25秒59でゴール。そのあと1〜2秒に満たない差で次々と選手が入ってきました。
それにしても「ラスト1周」ってすごいです。ラスト1周の前の24周はラスト1周のためにあるという感じ。どうしてそんなに追い込めるんだろうと思うくらい、どの選手も最後の直線をすごい形相(顔ではなく、身体全体)で駆け抜けていきます。どうしてこんなことができるんだろう、どうしてこんなに頑張れるんだろう、ひとりひとりのラストの走りをみていると熱くなってきます。
全体の結果は、日体大のHPに出ていますので、そこを参照していただけたらと思います。
ここでは、箱根組の結果を抜粋して掲載しますが、ページの関係で次ページになるので、先に実業団の選手の印象を書きます。さきほども書きましたが、アラコの前田さんはすごいです。17組に限らず、カネボウのユニホームが目立つというか勢いを感じました。富士通の三代さんは28秒41で3位、藤田さんは37秒68で16位。(ちょっと意外。でも同じくらいのタイムで法政の黒田くんが入っています。)本田技研の小林さんは、長身で茶髪でめちゃくちゃ格好いい方でした。本田技研って、タイムだけでなく写真選考があるのかな?と思うくらい。