GO-GO CDカタログ

RARE ESSENCE


 70年代後半から2000年代までワシントンDCの第一線で活動を続けているバンド。メジャーレーベル(MCA)と契約経験のある数少ないGO-GOバンドのひとつです。
 ソロでリリースもしている「GO GO MICKEY」はレア・エッセンスのパーカッション担当でもあります。

 2001年作「DOIN IT OLD SCHOOL STYLE」のCD-ROMに収録されているバンド・ヒストリーを簡単に訳すとこんな感じです。

 中心メンバーの幼なじみ4人の少年時代からバンドの歴史は始まる。
 Quinten "Footz"Davidson (Drum)
 Andre "Whiteboy" Johnson (Guitar)
 Michael "Funky Ned" Neal (Bass, Keyboards)
 John Jones (Horn)
 当初は、P-FUNK, CAMEO, CONFUNKSHUNなどのヒット曲を演奏していた。その後、メンバーを加え、1976年にGO-GOスタイルでの演奏をスタート。
 現在のバンドは12人編成で、1週間に6日のライブや一晩に2回のステージをこなしている。
 レア・エッセンスはアルバム「Live at Breeze's Metro Club」の中の“Body Moves”やシングル“Lock It”(STRICTLY BUSINESSのサントラに収録)のヒットで成功を収めた。特にシングル“Work The Walls”は最高のヒットとなり、ビルボードのトップ10に入った。
 レア・エッセンスは世界中のファンから愛され、大きな成功を収めているが、バンドは今もアメリカ東海岸を離れずにいる。
 25周年を迎えた今も、彼らのファンはレア・エッセンスを「The Wickedest Band Alive」と呼んでいる。


LIVE IN 2004 (Rare One Records 2004)

 2004年、ワシントンDCの「Classics」でのライブ盤で、CDとDVDの2枚組という太っ腹な作品。演奏内容は同じなので、DVDだけでもよかったような気もしますが、DVD単体でリリースできるほどの映像クオリティではないので、 付録DVDという扱いは正しいのかも(笑)。
 PAブースに設置と思われるカメラの映像が主体なので、本場DCの観客の様子をリアルに見ることができるのが興味深い。
 2000年のライブとはかなりメンバーが変わっており、ボーカルのJAS.FUNKもMS.KIMもいません。
 2005年5月にアマゾンで購入。

DOIN IT OLD SCHOOL STYLE (Rare One Records 2001)

 2000年9月9日、ワシントンDCのCLUB "U"でのライブ盤。女性ボーカルのMS.KIMがゲストで2曲に参加しています。
 CD-ROMとの2枚組になっており、ライブ映像や写真、バンドの歴史を見ることができる。さらにパソコン用のデスクトップ画像まで収録されています。
 このバンドはホームページも凝った作りになっており、マルチメディア系に強いようです。
 2005年5月にアマゾンで購入。

Live at Celebrity Hall and The Metro Club (Rare Essence Enterprises)

 リリース年不明のライブ盤ですが、女性ボーカルのMS.KIMが参加していないので、おそらく90年代前半の作品ではないかと思われます。
 2会場のライブを3曲ずつ、計6曲収録。ニューオリンズ・クラシックの“IKO IKO”のGO-GOカバーあり。
 2005年5月にヤフオクで購入。

 

Get Your Freak On (Sounds of the Capital 1995)

 GO-GO定番のノンストップ・ライブ盤。音質もいいし、演奏もスピード感があってなかなかです。
 なぜか“Turn Off The Lights”を真剣にカバー(GO-GOスタイルではない)しているのが笑える。

 

Greatest Hits Vol.1 (Sounds of the Capital 1995)

 「グレイテスト・ヒッツって言っても、お前らヒットなんて無いだろ!?」とツッコミたくなるベスト(?)盤。
 ところが、内容は意外といい。特にチャック・ブラウンがプロデュースした“Body Moves”はクールなファンクでGood。チャック自身がボーカルで参加した“Umm Umm Good”曲も収録。
 しかし、Vol.2は出ないだろうなぁ(笑)。

 

So What You Want (Sounds of the Capital 1994)

 こちらは前半がスタジオ録音、後半が94年1月12日のライブ録音のアルバム。ラップでダグ・E・フレッシュが参加しています。
 内容は標準的なGO-GOバンドという感じ。しかし、この地獄のようなジャケットは一体…

 

 

WORK THE WALLS (Sounds of the Capital 1992)

 このアルバムはGO-GOのインディー盤にしては珍しくほぼ全曲がスタジオ録音です。
 ジャケットを見れば分かるとおり、GO-GOのバンドってルックス的にダサいんですよね。このあたりもGO-GOが世界進出できなかった原因の一つかもしれません。

 



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