電話 06(6447)6688 住所：大阪府大阪市西区江戸堀1-9-11 アイプラス江戸堀　１Ｆ
地下鉄四ツ橋線「肥後橋」駅下車。7番出口を右へ。郵便局の角を右へ。駅から徒歩3分。

昼：12:00〜15:30(L.O. 13:00)、夜：18:00〜23:30(L.O. 20:00)　
定休日：月曜、火曜

2009年9月

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点数表記の個別評価は＜９、４、４.５＝１７.５点＞

酸味を絶妙に操る米田シェフの手になる２１世紀のフランス料理店

食べたもの

アミューズ１◎カボチャのヴルテ/トリュフのアイス/ノワゼットオイルの泡

アミューズ２◎卵黄と桃のコンフィのピュレ

前菜１◎天使エビ　パスタ状の根セロリとピュレ

前菜２◎"ミネラル" 66種類の野菜と共に

メイン１◎塩のみで調理したフォアグラ

メイン２◎甘鯛

デザート１◎赤ピーマンのソルベ

デザート２◎ショコラとカフェ

小菓子

• 米田肇シェフが2008年に開いたお店。

  昼夜ともに、メニューはお任せ一種類。昼が7875円、夜が15750円。これにサーヴィス料10%が加わる。
  詳しくはお店のHPを参照のこと。

• ２回目の訪問。今回は「デビュー、卵、エビ、ミネラル、自然のままのフォアグラ、海、デザート2品、お茶と小菓子」という構成。

  卵料理、66種類の野菜、フォアグラ料理は前回と(ほぼ)同じ。スペシャリテだけあって、二度目でも新鮮な驚きを味わえるし記憶に長く残る。

  メインの甘鯛も、米田シェフの手にかかると立体的に魚が動き出すかのよう。皮をうろこごと揚げつつ、白身にはまったく別の火入れをしており、触感という意味でも異次元の体験ができる一品。つけあわせの青梗菜もただものではなく、水気はなくオリーブオイルを吸い込んでいる。

  ただ今回初顔の天使エビは、根セロリをパスタ状にしたことが面白いが、率直に言えばシェフの他の料理と比べると平凡。

• デザートはややおとなしめだが、それでもやはり独創的。
  赤ピーマンのソルベは赤ピーマンの味をそのまま生かし洗練させたもの。
  2品目は、黒糖生地を生かすのが得意なシェフが、オレンジでミルフイユの生地を作っていた。

• サーヴィスは和み系の雰囲気。柔らかすぎる面もあるが、サーヴのタイミングや料理の説明など過不足なし。

• 会計は2人で19085円。内訳はコース料金(7875円×2)＋バドワ500ml(800円)＋サンペレグリノ500ml(800円)＋サーヴィス料10%(1735円)。

  昼食代として絶対額は高いが、十分に納得。"ミネラル"やフォアグラ料理だけで十分に元がとれる。

• 料理の写真

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