電話：03-5789-7731 住所：東京都港区白金5-15-5　定休日は月曜と年末年始。月曜が祝日の場合、翌火曜。
ランチ11:30〜15:00(L.O)、ディナー18:00〜23:00(L.O.)

地下鉄広尾駅から天現寺交差点方向へ。歩道橋を直進、恵比寿3丁目交差点手前を左折。首都高をくぐりセブンイレブンの一つ先。駅から徒歩10分。

2009年6月

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この回の点数による評価は＜７、３、４＝１４点＞

名実ともに、立派なミシュラン一つ星店

食べたもの

アミューズ◎生ウニ貴婦人風

前菜１◎ブーダンノワール　キューブ状仕立て　リンゴのコンポートとドライリンゴ　　

前菜2◎山梨県産、無農薬野菜達28〜30種の盛り合わせ

スープ◎にんじんのスープ

メイン◎鴨モモ肉の詰め物　コンフィ仕立て　ポルト酒風味のソースで　

デザート◎ライムのスフレ

飲んだもの
Bouquet d'Or/Maurice Brunet
Bourgogne Pinot Noir 2006/Michel Picard

• 夜のコースは6皿6358円(税5%・サ10%込)。前菜1とメイン、デザートには5〜6種類の選択肢がある。一部追加料金(1200円〜1800円)のかかるものもあるが、デフォルト料金でも十分に魅力的な選択肢がある。
  スペシャリテのうち「生うに貴婦人風」「無農薬野菜の盛り合わせ」はコースに組み込まれており、「ブーダンノワール」「ポールボキューズ風クネル」は選択肢の中から追加料金なして楽しめる。

• この店の強みは、メニューにユニークなスペシャリテと季節の素材を使った料理が並んでいること。
  しかもスペシャリテには小さな改訂がほどこされており、飽きがこない。レシピを決めるとそのままということが多いなか、シェフの探究心には頭が下がる。

  価格が安いだけあってさすがにメインは素材の原価をしっかり考えていることがわかる内容であったが、その範囲では十分に満足。それ以上のものを求める人には、追加料金がかかるが重厚な料理が用意されている。

• サーヴィスはやはり独特。小さな、安い価格帯のお店なのに黒服がサルの至るところにいる。さすがに場所がないからゲリドンサーヴィスは卓の横ではなく「こちらをごらんください」と厨房近くでのフランベを見せてもらった。

  グランドメゾン級のサーヴィスをしたいようなのだけど、それがいろんな意味で空回りしていることは否めない。

  ワインは6000円台から値段別にページが分かれており、絶対額は安め。ただ、原価が1000円くらいと安いものに5〜6倍の値付けをしているものもある。

  総合的に考えると、この値段でこの皿数、料理の選択肢の多さはかなりお得。スペシャリテ中心に組めば満足感は高まる。
  火曜日の夜で、お店は満員。さすが。

• 会計は四人で41342円。
  内訳(税込価格)はコース(5780円×4)＋追加料金(モリーユと生牡蠣のフリカッセ1200円)＋ハーブ茶(300円)＋チーズ(600円)＋サーヴィス料10%(2522円)＋スパークリングワイン(6300円)＋赤ワイン(6300円)＋グラス赤ワイン(1000円)
  料理の写真は こちら

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