電話:0797-35-1919 住所:兵庫県芦屋市平田町1-3 定休日は日曜。
ランチ11:30〜14:00(L.O.)、ディナー18:00〜21:00(L.O.)
最寄りの駅は阪神芦屋。東側改札口、南出口より南へ川沿いに徒歩5分。阪神高速の下を通りすぎてすぐの右手。
2010年6月
2016年2月1日、シェフはそのままでジルとの提携を切り、店名を変更。メゾン・ド・タカ 芦屋として再出発。
点数評価はこちら
食べたもの
アミューズ1◎パルメザンチーズのテリーヌと鴨の燻製
アミューズ2◎ホワイトアスパラガスとコンソメ・レモングラスのムース
前菜◎季節野菜のフリカッセ ガレット仕立て 数々のハーブと共に
スープ◎ヴィシソワーズ
魚料理◎低温でゆっくりと火を入れたサーモン 季節野菜のフリカッセ 雲のようなソースベアルネーズ
肉料理◎和牛肩肉の赤ワイン煮に包まれたフォアグラのコロッケ キャラメリゼした玉葱のピュレ ルッコラとクレソンのサラダ
デザート1◎ココナツのムースとグレープフルーツ、パッションフルーツのジュレ
デザート2◎桃と桃のムースとルバーブのコンポート ヴェルヴェーヌのエスプーマ 梅酒のジュレと共に
小菓子◎パートドゥフリュイとマドレーヌ
メモ
前2者はメインとデザートを2種類から選べる。「ルーアン」はジルのスペシャリテコース。
詳しくはお店のHPを参照。
上記の値段にサーヴィス料10%が加算される。
今回は「セーヌ」を選択。プティ・セーヌはメインが1品だが、こちらは2品。
定番の鴨のテリーヌのアミューズから始まる料理は相変わらず好調。
アミューズ2品目とアヴァンデセールが「泡料理」になるのが最近の恒例のようだが、毎回これが楽しみ。同じ器、色は違うけれど同じような見かけなのに片や野菜、もう一方はデザート。今回は特にアスパラのムースが出色。アスパラの苦みにレモングラスのさわやかさがとてもマッチしており、素材の組合せの確かさを感じた。現代フランス料理の再構築技法とは違うが、アスパラの本質を全く違った形で味わえる1品。
メインの魚料理は低温調理のサーモン。サーモンは調理の一つの完成形。ベアルネーズソースをふっくらと仕上げているところがミソ。
フォアグラコロッケは定番で、一度はいただきたい料理。おいしいけれどかなり濃厚で、食べ終わる頃には疲れるなぁと思っていると、グリーンサラダが運ばれてくる。嬉しい演出。トリュフオイルが香ばしい。
夏のランチということでデザート2品は同じようなすっきりさわやか系統のものだが、味の幅はとても広く、飽きることはない。なんといっても素材の組合せにシェフのセンスのよさを感じる。
料理の写真は こちら