住所：神戸市中央区中山手通3丁目5-10　サンシャイン中山手1F　
営業時間:11:30〜14:00　18:00〜21:00 火曜定休

元町駅から鯉川筋へ。中山手通りにぶつかったら、信号をを渡らずに右折して20メートル歩いた右手。
電話:078-392-8216

2006年10月8日

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この回の点数評価は＜７、３.５、３＝１３.５点＞

堅実、誠実なレストラン

食べたもの

アミューズ◎カキと香草のオーヴン焼き

前菜◎さんま、ほたてのタルタルとタブレのサラダ

スープ◎かぼちゃの軽いクリームスープ

肉料理◎鴨のロースト　

デザート◎クレームカラメル　パトゥ風

• メニューはお店のＨＰに詳しい。

  ランチのコースは2種類。
  3500円（アミューズ、前菜、スープ、肉料理または魚料理、デザート)、
  4500円(アミューズ、前菜、魚料理、肉料理、デザート）の2種類。
  これにサーヴィス料10%と税5%が加算される。

  料理の内容は決まっており、デザートのみ5種(またはチーズ盛り合せ)から選択できる。

• 日曜日のランチ。13：30と日本にしては少し遅めの入店。だからか入っても気づいてもらえず、ウエイティングスペースで少し待つ。
  席の間隔は広く、テーブルも横幅は広い。大きな窓からは陽がさし、ゆったりとした雰囲気が醸し出されている。だけどメニューやワインの選択などの「お伺い」もゆっくりめで、アミューズが運ばれたのは30分後。
  満員の客席をさばくのはマダムとソム氏の二人。一週間のうちでも最も混む日なので、しかたない。というか、それを覚悟で入店したのだから、ゆったりを楽しめばいい。そう思わせる力がこの店の特徴。

  サーヴなどもゆったり、というか、いい意味で放っておいてくれ、尋ねればその時にはプロの答えがかえってくる。

  今回は注文しなかったが、ワインリストはお店の格にぴったりの充実したもの。フランス中心で、各地域10種類前後と多すぎて迷うことなく、それでいて少なすぎず、値段も5000円〜8000円、10000円〜12000円、15000円以上とそれぞれの価格帯に十分な選択肢がある。ハーフも充実。

• 料理は華麗とは正反対で、堅実の権化。「ランチとして」十分な質の素材を一流の腕でさばいている。

  前菜もスープもメインもデザートも、中堅どころのシェフの手になる、中庸な料理。お得感こそないが、それなりにゆったりと楽しい時間を過ごせる。
  シェフの腕はおそらくアラカルトで発揮されるのだろうし、ぜひ試してみたいと思わせるけれど、ランチはランチ。メニューは固定されているし、料理に驚きはないながら、また来たくなるような魅力がある。

• 会計は三人で12075円。内訳は税サ込みで4025円×3。3500円のコースに10%のサーヴィス料と税5%が加わると一人あたり4042円になるけれど、(たぶん)きりのいい値段に修正してあるのでしょう。
   
   
  料理の写真は こちら

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