Recette(ルセット)
電話078-221-0211 住所:神戸市中央区山本通2-2-13シルクハイツII B1F
昼:11:30〜14:00、夜:17:30〜21:30(ラストオーダー) 年中無休
最寄りの駅は三ノ宮。駅より北野方面へ。西村珈琲店を曲がりハンター坂をのぼる。交差する3つめの道を右(北野坂方向)へ曲がってすぐ。三星堂の斜め前のビルの地下1階。
2002年7月6日
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神戸に行く用事があったので、前回の印象がとてもよかったルセットを再訪。今回はランチで2800円のコース。
食べたもの
アミューズ◎ハモのムニエル
前菜◎仏ペリゴール産 フォアグラのポアレ(+1000円)
スープ◎きのこのスープ
肉料理◎仔羊のロティーとそのカイエット
デザート◎本日のアントルメ いちごとフランボワーズのムース
飲んだもの
Louis Roederer Brut Premier/Champagne
メモ
- 昼のコースは3種類。2800円(アミューズ、前菜、スープ、魚料理または肉料理、デザート)、4500円(アミューズ、前菜、魚料理、肉料理、デザートまたはチーズ)、6000円(アミューズ、前菜2皿、魚料理、肉料理、チーズ、デザート)。
- コ−ス料理は前菜、魚料理、肉料理がそれぞれ10種類くらい、デザートが5種類くらいから選べるプリフィックススタイル。内容によってプラス料金が加算されるが、料理の選択肢が広いなかでのコース料理はとても嬉しい。事実上、アラカルトで食べるのと同じ。
- 今まではランチのコストパフォーマンスはミクニにとどめをさすと思っていたが、ルセットは双璧として並ぶ。ミクニは夜とくらべると昼のポーションは小さめだし、食器もメニュも1ランク落としてるが、ルセットは、メニュー、材料や量ともに夜のコースと同じ(だと思う)。
- 料理はクラシックの基本を完全に身につけたシェフが、古典をベースに少し現代風にアレンジしたもの。王道をいくその味は、羊のロティーを食べれば一目瞭然。焼き具合が完璧で程よい柔らかさ&固さ&厚さをもち、やや淡白めの肉はソース(jus d'agneau)とからめてベストな羊味。
- きのこのスープは夏トリュフ入り。それもすけすけの薄いものではなく、さくっと歯ごたえのあるものが2枚。コスト計算より、自分の出したい味が優先されているのがよくわかる。
- あえて欠点をあげると、料理を運ぶ間隔が長かったこと。それでも待ちくたびれるというほどではなく、会話をゆっくり楽しみたい人にはかえってありがたい間隔かもしれない。
- マダムのもつ、柔らかい雰囲気も気持ちいいし、「レストランは料理だけでなく、トータルで寛ぐところ」というポリシーが実現されている。
- というわけで、前回同様、料理、雰囲気、サーヴィスと三拍子揃ったすばらしいレストラン。驚異的ですらある。
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