電話:03-5549-4562 住所:東京都港区六本木3-1-1 六本木ティーキューブ1F。
昼:12:00〜13:30(L.O.)、夜:18:00〜21:30(L.O.) 不定休
地下鉄南北線六本木一丁目下車。1番出口からティーキューブビルへ。徒歩3分。
2008年9月
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食べたもの
アミューズ◎パルミジャーノのせんべいと生ハム&ケイパーのミニバーグ
前菜◎フォアグラとイチジクのマーブル仕立て バルサミコソース
魚料理◎尾長鯛のポワレ 花ズッキーニ添え
肉料理◎マグレ鴨のグリエ マニゲット風味
チーズミモレット、フルムダンベールなど
デザート◎桃のコンポート アマレットアイスクリーム
小菓子◎豆乳とアンディーヴのプリン ピーナツと落花生のタルティーヌ
飲んだもの
Billecart-Salmon Brut Reserve/Champagne
Savigny-Les-Beaune "Les Narbantons" 2005/Bouchard Pere&Fils
以上の料金は税込み。これにサーヴィス料10%が加わる。
シェフと相談してつくるメニューも捨てがたかったが、ベーシックなコース料理の内容がよかったのでまずはそちらを選択。
フォアグラとイチジク、鯛のポワレ、鴨のグリエなど比較的王道。味付けはシンプル。
フォアグラに使われているバルサミコが長年熟成されたものであるとか、鴨のマニゲットとか細かいところにシェフのこだわりとセンスのよさが感じられる。
料理そのものはどっしり系なのに薄味で、ポーションが非常に小さい。デザートはポーションはそこそこだけどほとんど液体。チーズを食べてようやくお腹いっぱいになる。
そのことをテーブルを回ってきたシェフに伝えると「今度はもっと高いコースを試してください」とぼそりと答えておしまい。とても感じ悪い対応であった。形ばかりのシェフ登場なら、表と裏をはっきり分けた方がいい。
こうした物足りなさを感じる場合「もう再訪しない」「次回に別のコースを試す」の二通りの対応があるが、その高いコースを試してみたくなる魅力が今日の料理にはあった。
今回食べたコースだけで判断すると「普通においしい」だけのお店。『フランスの権威あるガイド』に新たに掲載される予定にしては、物足りなかった。でもでも、こんなはずじゃない…と思いたい。
ワイングラスはSchott、カトラリーはErcuis、Thiers。