00/04/06 放送

サイドポケットforワンダースワン

対戦ビリヤード 99/11/25 データイースト file なし
↑の説明

●ビリヤード

いろんな機種で出てる、伝統のビリヤードです. 「ナインボール」での勝ち抜き戦・対戦と、 「ポケットゲーム」での対戦ができます. スワン1台での対人戦もできます.

●簡単操作

操作は簡単 です. 打つ方向と打つ場所 (ボールを打つ場所により、回転をかけることができる) を決めた後、パワーメーターを止めて打つ、って感じです. あんまし難しい知識とかはいりません.

●本格派

で、簡単な操作なのに、本格的なのも、このシリーズの特徴です. 回転のかけ方で面白い動きをしますし、 難しい配置でうまくキメたりすると快感です. ビリヤードの面白さをうまく表現しているというか.
ルールも、ナインボールなので、 駆け引きと一発逆転が味わえるわけで. サイドポケットの名に恥じない出来だと思います.

●ハスラーモード

スワン版のメインともいえるのがハスラーモードです. 簡単に言うと、ナインボールの勝ちぬき戦です(^^;. 4人の中から1人を選んで、残り3人と、謎の人物を倒せばクリア. 負けた時点でゲームオーバーです.
キャラごとの違いはあまりナイようなんですが、 ストーリー……というよりセリフが若干変わります. ま、それだけなんで、好きなキャラを選ぶのがいいでしょう.

で、クリアしても オマケはナイ ようです(^^;. ノーコンティニュークリアでもオマケはナイようです(^^;;. めちゃくちゃ期待してたんですけど(^^;;;. ストイックですな(^^;.

●バーサスモード

「ナインボール」か「ポケットゲーム」での対戦ができます. 1〜5セットマッチが選べ、COM戦も対人戦もできます.

ナインボールはおなじみルールなんで、省略(^^;. まぁ、一瞬で終わってしまう緊張感はたまりませんね.
で、ポケットゲームは、得点制です. もちろん的玉を落とせば点になりますが、 連続で落としたり、数字の順番通りに落としたりすると ボーナス点 が入ってきます. これで一発逆転、なんてこともあるわけです.
落としやすいボールから落として、連続点を取るか、 順番を徹底的に追求するか、っていう葛藤もでてきますし. COMは順番を狙ってくるので、それを阻止するために、 別の玉を落とす、なんてこともできますし. ナインボールとは違ったゲーム性 が広がっています.

何度も書いている通り、2P対戦は1台で出来ます. っていうか、ケーブル対戦はできません(笑). ま、親切設計なんです、きっと(^^;.

●その他のモード

一応テクニック紹介もあるんですが、はっきりいって 気の抜けた紹介 になっています(^^;. ん〜、FC版とかすごかったのになぁ……. かなり残念ですね. ヘルプ機能とかも全然ついてないです(^^;. あまりにも潔すぎるような気も(^^;.

●音

ぶつかったときの音とか、ポケットに落としたときの音とか、 サンプリング音声です. なかなか臨場感があってイイ感じです. まぁ、強弱がナイのが、ちょっと違和感にもなってますが(^^;.

で、ゲーム中のBGMはありません(^^;. 地味ですね(^^;. 放っておくと、ざわめき音声が入りますけど.
そのかわり、ときどき流れるジングルがあります. これもサンプリング音源 です(笑). って、PSGでもいいような気がするんですが(^^;;. なんか、ここだけ妙に気合が入ってます(笑).

●まとめ

基本は押さえてあります. さすが伝統の作品です.
ただ、 もう一要素欲しい ってのは贅沢でしょうか(^^;. トリックゲームなり、FC版の1Pモードなり、 工夫次第でいろいろできるはずなんですよね(^^;. それがちょっと惜しいかな、と.
まぁ、1台で対人対戦もできますし、 COMもなかなかいい勝負をしてくるので、 楽しめることは間違いないですけど.

●あ、あれ……?

で、発売前の雑誌を見てみたんですが……. 製品より性能がいい です(笑).
キャラ8人いるし(^^;. しかも対戦中にセリフがあるし(^^;;. しかも、ちゃんとヘルプついてるし(^^;;;. な、なぜ…?(^^;
っていうか、間に合わなかった、とかいうやつ?(^^;;
あー、もー、「2」を作れ!(笑)


ストーリー的要素 気にしなくてオッケー(^^;
見た目・音・演出 ★★★ ビリヤードの雰囲気は完ペキです
万人受け安定度 ★★ わかりやすいですが、ヘルプなし(^^;
オリジナリティ オリジナル要素はありません
やり込みレベル ★★ 基本はOK.もう一要素欲しいけど
↑ゲーム成分についての説明

番組表ゲームスワン


Effect(mailto:effect@msa.biglobe.ne.jp)