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大劇場『ダル・レークの恋』 
千秋楽挨拶

  内容は出来るだけ元の内容に近いものを心がけていますが、話された方の言葉そのままではありませんので、その点をご承知くださいませ。m(__)mペコ

☆★☆ 星組組長 夏美ようさん のご挨拶 ☆★☆ 
「皆様、本日はお寒い中、星組公演千秋楽にお越し下さいまして、ありがとうございました。38年前、菊田一夫先生が作・演出をなさり、春日野八千代先生が主演・演出をなさったこの『ダル・レークの恋』という作品は38年経った今も少しも色あせることなくお客様方から再演のご要望を数多く頂いた作品です。1997年星組公演の締めくくりにこの作品を上演することができ、出演者一同心より幸せに思っております。今回も専科より立ともみさん・藤京子さんのお力をお借りしました。立ともみさんはこののち、月組の組長に就任なさいますため、残念ながら3月東京公演にはご出演頂けませんが、藤京子さんには引き続きお力をお借り致します。春日野八千代先生が演じられたラッチマンを演じるということで、幸せにも光栄なるプレッシャーをバネに本日まで大切に演じて参りました麻路さき、そしてこの公演より麻路さきの相手役となりました星奈優里、この二人の大型トップフレッシュコンビを中心に100名から一気に60名になりました星組生全員力を合わせて本日まで一人の休演者もなくお陰様で無事に公演を終えることができました。
 数日前に21世紀の宝塚に最も相応しい名前、宇宙の「宙」と書いて「そら」と読む、新しい5組目の名前が発表されました。これからの宝塚は4組に1組加わって5組になるということではなく、宇宙のように無限大に発展していきたいと思います。星組にとって本日が1997年の最後の舞台となりますが、どうぞ、来年も無限大の宝塚をそして星組をよろしくお願い申し上げます。
 本日、宝塚から巣立って参ります二人の仲間がおります。 」

 そして、退団者の紹介の後、大階段を降りてのご挨拶がありました。

 ☆ 日比谷恵 さん ☆
 「憧れて、憧れて入った宝塚。あっという間の7年間でした。すべての皆様に感謝の気持ちを込めて、ありがとうございました。」

 ☆ 白鳥ゆりえ さん ☆
 「いつもどんな時でも笑顔を忘れずにと思ってきました。たくさんの人と出会い、たくさんの愛を頂けたこと、決して忘れません。舞台が大好きで  みんなが大好きで、今、私はとても幸せです。今とても幸せだから、退団致します。笑顔を忘れず、勇気を出して、新しい世界に踏み出します。今まで私を支えて下さったすべての皆様に、心から、ありがとうございま  した。」


  宙組へ移動となる真中ひかるさん・舞花京さん・月丘七央さんのご紹介のあと、今後の星組のスケジュールの紹介となり、各公演の主演者がそれぞれ挨拶されました。

★彩輝直初主演 バウホール公演「夜明けの天使たち」1/10〜25★彩輝直さんのご挨拶
 「1997年9月に日本青年館公演で上演した作品の外伝ということで、気持ちも新たに心を込めてお送り致したいと思っております。専科より強力な助っ人の矢代鴻さんと京三紗さんをお迎えして、夏美組長以下28名力を合わせて ”あっつあつ”の舞台をお送りしたいと思っておりますので、お忙しい時期かと思いますけれども、皆様お誘い合わせの上、ぜひ観にいらして下さい。よろしくお願いします。」

★稔幸主演 日本青年館公演「Elegy 哀歌」1/15〜26★稔幸さんのご挨拶
「わたくし稔幸は、この秋にバウホールで…Elegyをさせて頂きます。専科から新しく千雅てる子さん・星原美沙緒さん・葵美哉さんのお力をお借りして、英真副組長以下星組23名と我が愛する同期、宙組の真中ひかるの力を借りて頑張ります。どうぞよろしくお願いします。」

★麻路さき ディナーショー★麻路さきさんと星奈優里さんのご挨拶
「わたくし麻路さきと星奈優里…二人しか出ないディナーショーです。他のメンバーはバウホールと日本青年館で頑張っている最中です。二人で宝塚ホテル・パレスホテル・名古屋キャッスルホテルでさせて頂きます。ぜひ観にいらして下さい。お待ちしております。」

★3月東京公演 帝国劇場「ダル・レークの恋」★

 そして、最後にハッチさんがマリコさんを紹介されました。
 「それでは最後に、誠の愛を探しているラッチマン、誠の愛に満ち溢れた麻路さきが皆様にご挨拶致します。」

☆★☆ 星組トップスター 麻路さきさん のご挨拶 ☆★☆
 「皆様、本日はご観劇ありがとうございました。立ち見の皆様も長い間、ありがとうございます。星組の公演は今日をもって無事に幕が降りました。でもこう見てみると、ついこの間まで100人近くいて一番4組の中で多かった星組が今はこれだけの人数になってしまっています。また3人組替え、2人卒業で、どんどん少なくはなるのですが、今回「ダル・レークの恋」をこの人数で上演致しまして、最初は凄く不安がありましたが、みんなが一人ずつ倍の力を出し合って頑張ろう!という気持ちで、今日まで一人の休演者もなく、本当にみんなよく頑張ってくれたと思います。私は本当にこういう力強いメンバーに支えられて凄く幸せな毎日を過ごしていました。そして、今度からもっと頼りになってくれるのが私の相手役なのですが、ユリちゃんも来てくれましたし、これから98年、来年からは5組になって宝塚はもっともっと変わっていきますが、この勢いで、星組は今まで通り頑張っていきたいと思っております。どうか、皆様これからも星組をそして5組になる宝塚をよろしくお願い致します。本日はありがとうございました。」

 マリコさんの両脇に退団者お二人が立たれて、「すみれの花の咲く頃」を歌いながら幕となりました。
 すぎにアンコールとなり、幕が開くとマリコさんが一歩前に出て「ありがとうございました」とご挨拶されました。

   
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