宝塚大劇場星組公演
『誠の群像』
変更点(1)
5月17・18日でまた数回観劇してきての、気が付いたところを少し。
☆★☆ 『紫陽花』の変更点 ☆★☆
先週中頃からの「土方がにげこんできた庭先で女中が庭を掃いていて、驚きその声で飛び出してきたお小夜と再会」という風で落ち着いたようです。
お小夜が「実はここにはあるお方のお世話で・・・その方とは・・・」と言いかけると土方が「私は過去には興味はない。」と制し、でもやはり気になるのか、おそるおそる「ご主人様も紫陽花はお好きですか?」と聞き、お小夜が未亡人であることが分かり・・・・その後は(*^_^*)。
先週以来、17日が1週間振りの観劇でしたが、お小夜が土方に抱きついてくるところで、トンミちゃんは少し遠慮がちだったのが、結構体当たりで土方に抱きつくようになりました。(*^^*)胸のマイクがカサッって鳴るくらい。(^^;)(抱きつく角度が難しいのね。帯が邪魔するし。)土方が抱きしめるときに、手の位置が慣れなくて(また帯が邪魔するし)むずかしそうだったのも、右手が腰、左手が背中の帯の上あたりに決まってきてけっこう力はいってます。(*^^*)お小夜の着物にしわが寄るくらいです。(*^^*)(妙に嬉しい私であった・・・・。)
抱きしめるときも、離して顔をのぞき込むときも、土方が強引気味になってきてうふふです。やっぱりマリコさんのラブシーンはこうでなくちゃね。(*^^*)
☆★☆ 土方と榎本のブーツ ☆★☆
榎本のブーツって初日付近はふくらはぎあたりまでの長さだったはず。(自信はないけど。)土方も3日目から榎本と同じブーツになりました。初日はひざあてつきの超ロングブーツだったんですけどね。さすがにあれは時代ものなのにやりすぎだと思ったので、ブーツが短くなっても私は我慢しようと思ってましたが。
で、その長さが中途半端な気がしていたんですけど、17日に見たら、二人とも膝ぎりぎりまで長さがのびていました。ま、ここらあたりが美と史実の追求の限界でしょうか。
☆★☆ 土方と沖田 ☆★☆
土方がお小夜を紫陽花の見える旅館へ案内しようとするとき、向こうから歩いて来た沖田に見つかりからかわれる場面。
沖田と出会ったとたん、土方は「まずいっ(>_<)」と逃げようとします。
(前はそこまで表情は替えなかったと思います。)で、沖田にからかわれて「俺は女に惚れたらしいよ。」となり、「誰にも言うなよぉ。」という時など
本当に必死です。やはり土方には沖田とお小夜の前で”だけ”は心の奥をチラリと覗かせて欲しいので、現在の状態が好きです。
今回の土方と沖田の関係ってすっごく好き。また別に詳しく書きたいです。
☆★☆ 土方の死に方 ☆★☆
自分の剣で切腹して果てたかった土方ですが、すでに手がきかず、それも叶いません。そこで「黒田のピストルの音と共に死にたい」と希望するのですが、今までは横に高松と榎本がいて土方を支えていました。
17日に観たときには高松と榎本は土方の希望を聞いて側を離れ、土方が立て膝で一人たたずみ、薄れゆく意識の中で「小夜・・・・俺は・・・。」とつぶやき、ピストルで撃たれる前に息絶えます。倒れるときに高松と榎本がかけより体を支えます。より良くなっている土方の最後です。
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