星組大劇場公演
『ダル・レークの恋』
ALICE’S TEA PARTY(2)
宝塚ホテル「宝寿の間」
1997/11/15(Sat)
司会「久しぶりに星奈優里ちゃんが戻っていらして、またコンビを組んでいらっしゃって…いかがですか?」
麻路「ユリちゃんが来てからほんとよく踊ってますよねぇ(笑)…彼女はすごいダンサーなので。昔組んでたせいもあってあまり意識せずに始まっちゃったんですけど大移動があって25人も減って一人だけ入ってきてお稽古が始まってすぐは目立ってたんですけど、3日ぐらいすると昔いた状態なので「いなかった時期があったんだっけ?」っていう感じになってたりとか。今回、リフトを3箇所ぐらいしていて、肩に担ぐリフトはユリちゃんが組替えする時の『ラ・カンタータ!』のシボネーで大劇場公演の時だけ一緒に組んだ時にしているんです。振付はダレン・リー先生で偶然やることになって、久しぶりだからどうかなぁ、じゃぁやってみようか、でひょいっと上がったから、タイミングを覚えているもんなんだなぁと思いました。意識しないうちに始まっちゃって、今、彼女は初めてのトップということで必死で頑張っているので横で「うん、うん(*^^*)」って見ているだけですけどねぇ。」
司会「ダレン・リー先生の振付けはアジア的で変わった振りですよねぇ」
麻路「そうですねぇ、でも中国の方ですが、アメリカ育ちなので中国を知らないんですって。英語ですし、ハンバーガーが好き、パフェが好きとか、あまり魚を食べないとか、お顔は東洋の方ですが、中身は全部アメリカナイズされてて。まだお若いですが、すごい競争率を勝ち抜いてブロードウェイの第一線でトップダンサーの一員として活躍されているのは、すごい根性を持って、すごい努力家なんだなぁというのを、すごい熱心に振付を教えて下さるので感じました。とても
Enjoy
して帰られたみたいなので、良かったなぁと思ってます。(*^^*)」
司会「手の動きがとても綺麗なダンスですよねぇ」
麻路「先生の手も綺麗でしたよ。繊細な動きでね。」
司会「ショーでお衣装が透けるから心配だ…ということで、みなさん期待してらした方が多いのですが、全然透けてませんよね?」(場内笑)
麻路「(笑)そうですねぇ、言うほど透けなかったですねぇ。あれでも、もう1枚付いていた生地を取っちゃったんですけど、地模様があるからかなぁ…ほんとに薄い生地なんですよ。だけど、透けなかったから…東京へ行って変わるかもしれない。振付の羽山先生が舞台稽古の時に「あれ?…透けないじゃない(--;)」ってちょっとご不満げだったので(笑)。」
司会「じゃぁ、もう少し薄くなって東京へ参上ということですね?」
麻路「どうなるでしょうねぇ、まぁ透け過ぎても怖いですけどねぇ。(笑)」
司会「でも豪華なお衣装ですよねぇ」
麻路「あれねぇ、すっごく重たいんですよ。羽根しょってるぐらい重たいの。自分で見てもちょっと離れて鏡で見ても白いベストにしか見えなくて、でも実を言うと全部真珠がついているんですよ。」
司会「本物なのでしょうか?」
麻路「いえ、偽物ですけどね。(場内爆笑)これがまた偽物だから余計に重たくて。あのベストだけで十何キログラム。よく羽根を背負うじゃないですか、あれと同じくらい。だからよく2〜3回まわるとフラフラしているんですよ。そのわりには「真珠って見えないです」って言われるから、ちょっとあれはガッカリしているんですけど。まぁ、気持ちだけ「あれは全部真珠だ」と思って観て頂けたら、嬉しく思います。」
司会「さきちゃんのベスト+ユリちゃん+ユリちゃんのお衣装という重さですね」
麻路「あそこはリフトがないのでいいですけど、あれでリフトしろって言われたらちょっと無理だったかもしれませんねぇ。」
司会「観てる私達には、とても美しいシーンなんですけど…ユリちゃんとのデュエットはいかがですか?」
麻路「いやぁ、踊りやすいですよ。よく動きますからねぇ、男役さんぐらい踊る…まぁ男役も女ですからねぇ、同じように考えればいいんですけど(笑)…どうしても宝塚は音楽学校時代は同じくらい踊っているんですけど、研一、研二、研三ぐらいになってくると、公演で男役さんは踊って女役さんは揺れてるとか言うほど激しいダンスシーンはないから、気がつくと研五・六の頃にはすごい差がついているんですよ、男役は気がついたら踊れるようになって、女役さんは踊れる人はダンサーとして特別にいるけれど、それ以外は言うほど踊らないというようになって、彼女はどっちかと言うとダンサーとしてずっときていたので、男役ぐらいしっかり踊れるので、負けじと思って踊らないと負けてしまうので、すごく面白いです。思い切って飛んでくれるから、リフトも一か八か!ていうのなんですけど、まぁいいかっ!っていう感じで。(笑)」
司会「初日は春日野先生がご覧になっておられましたが、緊張なさいましたか?」
麻路「何回か取材でお会いしていたのですが、緊張しましたねぇ。やはり思い入れのある役というのは、反対の立場になればわかりますから、私もこの役は他の人にやって欲しくないだろうなぁと思う役があったりした時に、でもまぁそういう時代になって誰かがやるっていうことになって、どういう風にやるんだろうって、興味がすごくあると思いますしねぇ。「現代っぽく変えてあって、新しいものになっていいんじゃないの!」と言って頂けてちょっとほっとしています。(*^^*)」
司会「今回のパレードのお衣装の羽根は…」
麻路「今回のは異常に軽いです。ほわんほわんって…あぁいうの大好き。(笑)」
司会「で、最後にユリちゃんをエスコートなさって、微笑ましいですよね」
麻路「あれはねぇ、羽山先生。『エリザベート』の時にあやちゃん(白城あやか)にしたのも羽山先生。振付の時に可愛らしいなぁって思ったのは、先生が「はい、じゃここで全員もう1回ラインナップして、マリコ一歩前へ出て最後の挨拶ねぇ、じゃぁはい、次にユリちゃんを出してあげて〜」って言った瞬間に、ユリちゃんが「へぇ(?_?)」って自分のこととはいえ凄く驚いて、目をキョロキョロさせて「もうどうしよう」ってなって。でもまぁそれだけ頑張ってやってくれているんで、これからも頑張ってもらわなきゃいけないし。(*^^*)」
司会「私達も期待しております!」
★.・.・.・ お客様・彩輝直さん .・.・.・☆
司会「お客様の方がおみえになりましたのでお入り頂きたいと思います。どうぞお入りください。」(拍手)
麻路「さえこちゃ〜ん」(*^^*)
さえこちゃんはお花にカ−ドを付けて持っていらしたのですが、カ−ドが途中でとれてしまいました。慌てるさえこちゃんを見て
麻路「大丈夫?」と声をかけられました。
司会「どうぞ舞台の方にお上がりください。」
彩輝「お疲れさまでした〜。」
麻路「どうもありがとう〜 忙しいのに〜。」
彩輝「とんでもないです。恥ずかしい〜、こんなにたくさんの人で…。(^^;)おめでとうございます。カ−ド作ったんですけど…落ちちゃって…(笑)」
麻路「いや〜ん、かわいい、かわいい(*^^*)」
彩輝「ラブレタ−です。」
麻路「じゃぁ、家に帰ってゆっくり。」
司会「内緒なんですか?」
麻路「内緒(*^^*)。今回、さえこちゃん女役もやって、すごいいろいろとねぇ…」 (場内拍手)
彩輝「憲兵の時はマリコさんとご一緒の場面に出れるんですけど、そうじゃない時はぜんぜんマリコさんと関われなくって…」
麻路「今回は、下級生の方がみんなお化粧替えとかして、フランス人になったり、インド人になったり、黒くしたり、白くしたり…と。」
彩輝「結構、ギリギリなんですけど(^^;)」
麻路「でも凄く綺麗で評判よくて、がんばってね。(*^^*)」
彩輝「はい!」
麻路「今度はじめてバウホ−ルでね。言っとかないと…」
彩輝「あっ、そんな〜(場内拍手)え、いいんですか?1月10日から25日までです。」
麻路「この間、青年館に先にいったやつの題名は一緒なんだよね?」
彩輝「はい、一緒です。」
麻路「それの作品は作りかえるんだよね?」
彩輝「はい。」
麻路「役は一緒なんだよね?って私の情報によると。(場内笑)出てないからそこまでしか知らないんですけどね、星組の下級生の公演も一杯にしてあげて下さい。」
彩輝「すいません、よろしくお願いします。(場内拍手)ありがとうございました。」
麻路「どうもありがとうね。忙しいところ。」
彩輝「とんでもないです。お疲れさまでした。また…明日(*^^*)」
麻路「うん、明日。サンキュ〜、ありがとう〜」(場内拍手)
★.・.・.・ お客様・星奈優里さん .・.・.・☆
司会「続いてもうひとかたお越しになっています。どうぞお入りください。」
場内が暗くなる…「踊り曼陀羅」のユリちゃん&娘役さんの場面の曲が流れる…ご登場予定扉にスポットが当たる…お待ちしておりました!赤い素敵なサリ−に身を包んだユリちゃんのご登場です!(場内拍手)
麻路「すごい(@@)おぉ〜 持ってたの自分の?」
星奈「頂いたんですっ。」
麻路「いやっ、すご〜い、公演で着てるのよりずっと綺麗じゃない(笑)」
星奈「次の東京の時のお稽古で使わせてもらおうと思って。」
麻路「今噂でずっとしゃべってたんです。ユリちゃんのことを」
星奈「あははは(*^^*)、何を?」
麻路「いろいろと、そんな悪いこと言ってないから大丈夫。後からた〜んといろんなこと言っといたげる。(笑)」
星奈「今日は、え〜っと、春日野先生が『白薔薇の君』なんで、『赤薔薇の君』(赤い薔薇の花束を渡しながら)」(場内拍手)
麻路「どうもありがとう。足元にも及ばないけど、ちょっとうれしいけど(*^^*) さっきからみんなにユリちゃんの話で、リフトのこととか…」
星奈「いろいろと…足の上にのっかっちゃったりとか…(笑)」
麻路「そんなこと言ってなかったのに、言わなくていいのに(場内笑)。今度ここの会場で1月にディナ−ショ−をしますので(場内拍手)。宝塚ホテルで、したことないんですよね。今回はこちらで、コ−ラスも無し…無しと言うか人がいないんですよ。星組減っちゃってね、60人ぐらい?」
星奈「64、5人」
麻路「研1さんも入ってこないんで、それでバウと青年館に別れちゃうんで、余ってるの二人だけなんで(場内笑)、二人でディナーショーしろって言われたんで、だから今から計画立てるんですけど、是非みなさんいらして下さい。」(場内拍手)
麻路「ほかに宣伝していっていいよ、さえこも宣伝してったから…」
星奈「さえこがバウホ−ルの宣伝をさせて頂いたって聞いて<m(_
_)m>…私はこれで失礼します。」
麻路「どうもありがとう〜」(場内拍手)
★.・.・.・☆.・.・.・★.・.・.・☆
続きは面白過ぎて文章では表現しきれないだろう、久々の大ヒット仮装お客様とイントロクイズなどについてです!
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お菊☆:
麻路さき「ダル・レークの恋」お茶会報告
Nifty-serveより転載